ポケ迷宮。

ネッツの端っこにあるヴィオののんびり日記的な旧時代的個人ブログ。大体気に入ったゲームについて語ってます。

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 久坂玄瑞・杉文夫婦は同じ植物の入った服を着ているが、


 これは長州藩、現在の萩の名の由来となった萩の花の柄と考えられる

 と、こんな感じで。
 自分のメモも兼ねて、特に今日から役立たないローニンの知識からキャラクター深堀り知識まで。
 特に人物に関してはローニンやるまで幕末知識ゼロどころかマイナスな自分が調べた限りのものが殆どなので、結構偏っております。

 それではどうぞ。




作中のストーリーで死んだ人物達のお墓+α


 ストーリー上、何人か避けては通れない、必ず死亡してしまう人物が何人かいる。
 そのうち、いくつか名残があったりする。

 中でも村山たかのお墓は作中で必ず参り、更に倒幕派の本拠地にも関わらずお忍びで来ている井伊直弼と対面する機会があるため、強い印象を憶えている方も多いだろう。

 実は同じ西方寺の墓地内には吉田松陰と久坂玄瑞のお墓が並んで供養されている。

 西方寺の墓地にて。下の写真、右奥にはたかのお墓がある。
 近寄るとそれぞれの形見も置かれている。


 また、久坂が切腹した京都の御所では二羽の烏がおり、長州の旗が一旗、そして何処からともなく舞い散る桜の花が見られる。


 烏は霊魂を運ぶと言われていたり、儚さ・諸行無常の例えに用いられがちな桜が散っていたりするのは考えさせられるものがある。



通行手形を教えてくれた老人の行方


 横浜に来て早々残念ながら門扉は閉ざされて町には入れず、通行手形を要求されるこのゲーム。


 この時近くの村のならず者を成敗すると村長に「お前も手形探しとる浪人じゃろ?」と声をかけられ、洞窟に案内させられる。

 で、坂本龍馬と出会うわけだが……。


 騙……され…………?

 実はこれ、裏があったことが作中で密かに語られている

 横浜の町に入る前に村長に再度会いに行くと……


 し、死んでる……。

 村長の所で「血汚れた書付き」を手に入れることができる。内容は龍馬が言った通り、浪人など金蔓を誘い込んで対価を貰っていた様子。



 但し誰が村長をころころしたのかは不明である。

 横浜に入る時のムービー(到着直後の桂や慶喜、勝&福沢、そして松陰などが映るクリア後に見てもかなり美味しい)が流れると回収できない、このゲームでの数少ない時限イベント


納刀with血振るい


 意図しなくてもミッションボスを倒した直後などに見られる、血振るいをしながら納刀するモーション
 やたらかっこいいのになんでできないんだと思った人へ、いつでもできます。


 通常の納刀はR1+R3ボタンですが、これを長押しでするだけ。
 当然だが、ついている血が無い(=閃刃ゲージが0)時は不可能である。また、閃刃ゲージを犠牲にするためシステム上の利点は無いというかむしろマイナスである。

 モーションは刀は5種類、二刀は3種類、その他の武器種は2種類ずつ確認できる。


西郷の即死ぶん投げ攻撃を防ぐ方法


 薩長同盟を結ぶために何故かアスレチック仕様の清水寺の舞台で戦うことになる西郷隆盛。
 彼の技の中に棍棒で相手を引っ掛けてジャイアントスイングの要領で清水の舞台から投げ飛ばす技がある。
 落下したら当然即死だが、実はこれ、投げられた直後に鉤縄を使えば落下を防ぐことが出来る



 こうしたボス戦で鉤縄が有用なシーンは他にもあり、伊藤甲子太郎の灯篭の上に立って電撃を浴びせてくる攻撃も、攻撃前に鉤縄で引き摺り落とすことができる。但しこちらはタイミングはややシビアではある。


篤姫を馬に乗せてる時……


 篤姫の因縁ミッションでは、篤姫と馬に同乗することになる。
 実は、この時にジャンプ(×ボタン)を連打して遊んでいると怒られる


 すみません

 因みに二人乗りは沖田のミッションでも行うが、こちらは特に反応が無い。病気で反応する元気もないのかもしれない。


敵が持っている酒にも……


 徒党の中には相手に『可燃』の状態異常を付与できる道具を持っている者がいる。桂と黒田のお酒大好きな二人で、その内容は「敵に酒をぶん投げる」というもの。
 また、ミッション中にも『可燃』状態にするために鉤縄で敵に酒樽をぶつけるのは有用である。
 このように、作中で酒は状態異常を付与するものであるのだが……実はこれ、酒盛りしてるだけの敵が手から落としただけでも反応がある。

 下の動画は無縁の坂本龍馬である。昼間は酒を飲んでいるのだが、彼を攻撃してみると…… 本来、状態異常の付与までは時間が掛かるはずなのだが、一瞬で龍馬に炎上の状態異常が付与されていることがわかる。因みに無縁の龍馬は夜になると寝るので、即炎上にはならない(リンク先で夜版の動画も添付してあります)。



楢崎先生を助けにいくついでに


 「救出、楢崎将作」というメインミッション。
 このマップには楢崎先生を助けにいく前からいくつも檻が存在し、中には人やアイテムが入っている。

 そしてこれ、他ミッションでも時たまあるように人を助けると一緒に戦ってくれるようになる

 こんな感じでボス前までついてきてくれる

 で、ここまではよくある話。

 何故だかここに一人見知った顔が捕まっていたりするのである。



 ……おわかりいただけただろうか。
 徒党が二人いるはずなのに左のステータスには一人しか映っていないことを……。

 というわけで、このミッションでは実は権蔵が捕まっている
 彼もボス前までは手伝ってくれる。武器も奪われているので当然素手。貴重な権蔵の素手での戦いも拝める。

 ルートがやや判り難いので、鍵をゲットしてからの道順を動画にして置いておきます。




 この権蔵は真の徒党じゃないのでボス前には他の人達と同じく去っていく



【おまけ】なんとなく理解が深まる
     ……かもしれないローニン人物達の小ネタ(話半分で見てね)


【坂本龍馬】
・幕末の男性の平均身長が160cmも無かったが、龍馬は170cmはあったのではと言われている。因みに龍馬が手紙をよくやり取りしていると言っていた姉・乙女もでかい。ローニンでもよく見ると結構ガタイが良い
・左手が映らないような写真が多いのは寺田屋で襲撃された際の傷を庇っているのではないかと言われており、この話があるせいか、ローニンの龍馬は出会った当初から左手だけに皮手袋をつけている(ただしゲーム中で寺田屋の時斬りつけられているのは明らかに右手)

【久坂玄瑞】
・杉文とお揃いのアクセ、同じ模様が描かれた服を着ている。服の絵柄は長州藩がある萩、の名前にもなっている萩の葉や花をイメージしたものであると思われる
・倒幕派が和洋折衷でデザインされているためか、長州藩の皆が革靴を履いている。のだが、一人だけ履いてない。攘夷!な久坂らしいところだが、革製のベルトはしている
・久坂の流派は「二天一流(宮本武蔵の二刀流で有名)」だが、実際、久坂の剣術に関する記述を示すものは見つかっていない(柳生新陰流か?鏡新明智流か?くらいの説があるだけ)。彼は医者の家系だったので剣術はあまり収めておらず、そのためか作中でも初対面の時に桂が「江戸の道場で修行している最中」と紹介している(その直後に道場の人達をボコボコにしてるところが秀才な彼らしい)
・だからか、大抵このゲームに出てくる武器は実際の人物が利用していたものだが、彼の二刀「時鳥(ほととぎす)」は彼が詠んだ句が由来である

【桂小五郎】
・腰に徳利をさげているキャラは何人かいるが、桂のは「幾松」と書いてある特別仕様である。ここに書かれた「幾松」とは史実の彼の妻・松子の芸妓での名である
・子供の頃は悪戯好きで小舟をひっくり返して遊んでいたところ船頭に櫂で叩かれてできた傷が左の眉のところにある三日月形の傷である

【西堂隆盛】
・写真嫌いとして有名なため(諸説あり)か、ローニンでも写真機を向けると嫌そうな態度を取られる。また、西郷のあの有名な肖像画は板垣退助に似てないと言われ、あの有名な像も奥さんや永倉新八が似てないと発言している
・でも身長は高く食生活などから肥満気味で、子供の頃の傷が元で剣が握れないなどはローニン西郷と同じ

【黒田清隆】
・「酒が好きなようだが?」という話でローニン黒田が「酒は好き。仲間と飲むが次の日会うと怒られるけど記憶にない」と言っている通り、酒乱エピソード多数。史実で大砲誤射して町人死んでたり、妻が死んだ時は酔った黒田が●したのでは?とかマスコミに言われる始末。また、桂も同席している酒の席で暴れた時に柔術を嗜んでいた桂に投げ飛ばされて家に送られた話も
(・中の人……つまり声優の方(中村章吾氏)は薩摩藩のあった鹿児島出身であり、大河ドラマなどでも方言指導を行っている方である)

【徳川慶喜】
・手裏剣術の達人でもあり、囲碁も相当の実力者だった。ローニンではどちらも嗜んでいる描写があり、禁門の変前で薩摩藩を幕府側に取り込む際に大久保と打っていたのが判る通り、大久保利通も囲碁が趣味
・晩年は多くの趣味を持つ慶喜だが、写真も趣味の一つだったせいか、最初の因縁ミッションで出会うのも写真屋。更にカメラを向けると「今度あんたも撮ってやろうか?」と言ってくれる

【土方歳三】
・腰に懐中時計をつけていたり、アビキルで飛ぶ時に「便利なものだ」と言うなど、近代的な物にかなり理解がある描写があるが、史実でも懐中時計を使用、洋服を着る、欧米式の砲術を学ぶなど、「便利な物は使うべき」という合理的な考えを持っていた

【沖田総司】
・彼のミッションで出てくる井上林太郎は沖田の姉の夫……つまり義兄にあたる「井上林太郎(後の沖田林太郎)」が元ネタ(恐らく林太郎が妻や子供のことを話すのはそのため)。因みに沖田林太郎は浪士組、その後は京都には残らず江戸に戻って新徴組に加わっており、明治時代も十余年生きた人である

【中沢琴】
・史実では浪士組の募集には男装して参加した。身長も高く腕も立ったので、男装していると女性に惚れこまれたらしい
・ローニンでも語っている通り「自分より強い奴としか結婚しない」と言って、挑んでくる男達をばさばさ倒していたので生涯を独身で過ごすこととなった(だから比翼が無いのだろうか……?)

【ラザフォード・オールコック】
・元々医学(外科)の勉強をしていたためか、隠し刀が戦闘不能になると「治療の余地もないか」と言う。戦闘スタイルが毒メインなのもそのため……かもしれない
・富士山を最初に登った外国人であると言われており、自分の愛犬もこの登頂に連れて行っていた模様(なお、長屋で犬なでなでモーションのあるオールコック含め、西郷、渋沢も愛犬家として有名。伊藤はわからない……)

【アーネスト・サトウ】
・日本に初めて登山靴を持ち込んだと言われている。だから戦闘中あのジェットブーツなのかは開発のみぞ知る
・唯一、西洋勢で比翼のあるサトウ。実際にはサトウは戸籍上は独身であるものの、日本人と付き合い子供もできており良好な関係を築いていたという。晩年には日本に渡りたい旨を手紙に書いていたとか






 気付いてたら小さなネタが増えてたり増えてなかったりします。
 
 ここまで読んでくださったあなたに、この記事を纏める時にあったバグ画像を一つ。


 久坂の霊圧が……消えた……?

 あまりに綺麗すっぽり消えてるため来る時間軸間違えたのかと動揺してました。終わり。



★その他ローニンまとめ
引用の画像

【Rise of the Ronin】
因縁キャラの能力(ステータス数値)ランキング
引用の画像 【Rise of the Ronin】 因縁キャラクターの長屋台詞まとめ
引用の画像 【Rise of the Ronin】 「混沌の道」に出てくる敵達まとめ
※当記事は 2024年3月22日に発売したソフト「Rise of the Ronin(ライズオブローニン)」を勝手にまとめているものになります。
※当ゲームの思い出に浸る一つの材料として使っていただけると幸いです。
※拍手やコメント等いただけると嬉しくて飛び跳ねます。

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