ポケ迷宮。

ネッツの端っこにあるヴィオののんびり日記的な旧時代的個人ブログ。大体気に入ったゲームについて語ってます。

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7/19にPS3版テイルズオブヴェスペリア(以下TOV)をクリアしたので、レビュー。マジで遅くてすみません。忙しいです。
 クリア時間は41時間。
 このクリア時間にやりこみは全く入ってません。
 この記事はネタバレは含みません。





ストーリー
帝都ザーフィアスの下町で気ままに暮らす青年ユーリ。
ある日、その下町で住民の生活を支える
水道魔導器(アクエブラスティア)が暴走を起こす。

ユーリは相棒で犬のラピードとともに、修理を請け負ったという人物を追うが、
騎士団に邪魔されて逃げられたばかりか、投獄されてしまう。

脱獄に成功したユーリは、城内をさまよううち
騎士に終われる少女エステリーゼに遭遇、
彼女が親友フレンの名を口にしたことから、咄嗟に助けてしまう。
フレンに会いたいという彼女をユーリは部屋まで連れて行くが――
(公式サイト ストーリーの頁より)

 そんなこんなで街の外に出た主人公ユーリ・ローウェルとその仲間達の物語です。
 ストーリー構成としてはある程度王道かなと。主人公を取り巻く状況から世界へ。世界を救って終わり。
 ただ……なんだろ、緊張感が足りないかも。ストーリーとして緊張すべきところは多いのだけど、主人公達が冷静過ぎるのかな。
 矛盾があるわけではないが、だれるところはある。
 主人公は成長型ではなく完成されている。変わって行くのはヒロイン含めた仲間。これも賛否両論なところがあります。


キャラクター
 先程言った通り、主人公は既に完成されているキャラです。この主人公もヒロインも含め、好みの分かれるキャラは多いですね。
 あまりここで多くは語りませんが、公式が名言している言葉に「他のキャラはユーリ(主人公)の引き立て役」とかあります。公式がこういうことを言っていいとはとても思えませんが、確かにプレイしててそんな印象。



戦闘システム
 この頃のテイルズスタジオは2つのチームに分かれていました。
 シンフォニアやアビスを製作したチームと、デスティニー2やリバース、グレイセスを作ったチームです。ハーツなんかはこの2つのチームが一緒に作ったものでした。
 このゲームはシンフォニアやアビス同じチームが作ったもので、その正統進化といえますね。
 TP、テクニカルポイントを消費して術や技を出す、所謂初代のファンタジアなどと変わりません。
 TOVではスキルを採用しており、SPが許す限りスキルをつけることができます。バックステップという基本動作から、周囲の仲間の被ダメージを減らしたりするものまで、種類は多岐に渡ります。
 スキルは、それぞれ武器やサブウェポンに決まったものがついています。それを装備し戦闘をある程度行うと覚える事ができます。早い話が武器やサブウェポンを揃えないとスキルは集まりません

 戦闘のやりこみはこのスキルの要素を含めてテイルズシリーズの中では1、2を争うほどあると思います。
 術技の使用回数があがることでさまざまな恩恵を得られたり、闘技場も充実しているので。
 キャラの格差も犬であるラピード以外は特に感じません。どのRPGでも魔法使いはある程度強いのはお決まりですしそこは加味してません。ただ、ラピードは強くしないと使う人いないだろう、という理由で強化されたらしくとにかく凶悪性能。Xbox360版でも猛威を振るっていたのに、PS3版で更に強化という境遇を持っていたりします。

 また、TOVの独自の素晴らしいシステムにフェイタルストライクというものがあります。敵を攻撃している時にサインが出るときがありますが、その時にR2を押しフェイタルストライクが当たれば、雑魚なら一撃で、ボスなら大きなダメージを与えられるというもの。大抵のコンボ動画のフィニッシュにはこれが用いられています。爽快感があり、キャラ1人に3つのモーションまである拘りよう。すごく良かったです。


システム
 スタートで大体はポーズ画面になったり(合成画面などはスタートにボタンが割り振られているのでポーズにはならない。個人的にはマイナス要素)、作戦を多く保存できるところは嬉しいですね。
 また、合成画面は見やすく、装備のスキルも一目で解ります。スキルの確認も手軽で、製作者の配慮が見えます。
 RPGで大事な歩行や船、飛行の速度も適切に思えました。ここはストレスレスでゲームをする上で非常に良かったです。

 しかし一方で不満点も目立ちました。
 先頭キャラのチェンジ、戦闘中のキャラジェンジに制限がある意味がよくわかりません。はっきり言ってストレスのたまる要素です。戦闘中の仲間のAIは賢くないのでキャラチェンできないのは辛い。
 謎解きのダンジョンがあるからこそ、中断セーブも欲しいですね。正直PSPのテイルズしかないような気がしますが。でもスリープ機能のない据え置きだからこそ中断セーブが欲しくなります。
 起動時のテロップも長すぎて、先ほどの中断セーブの無いこともあいまって、PS3を消したがらない人もいそうだなという印象。
 でも一番困ったのはワンボタンでマップが開けないことですね。フィールドでワールドマップは見られるが、街やダンジョンは表示されない。メニュー開いてライブラリ開いてワールドマップを開くという遠回りしなければいけないのがあまり良い印象ではなかったです。

 グラフィックはトゥーン調で、キャラモデルの出来もかなり良い。テイルズの3Dの中でもグラの評価が高いのも頷ける。この系統でテイルズを進めていけばよかったのになと思った。


総合的評価
 面白かった。けど、ストーリーに難ありというか、人を選ぶ。キャラも人を選ぶ。戦闘はラスボス倒してから本番と思っていいくらいなので、RPGは一周プレイして終わりという人には合わないかもしれない。
 少なくとも、私は楽しめた。



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