ポケ迷宮。
ネッツの端っこにあるヴィオののんびり日記的な旧時代的個人ブログ。大体気に入ったゲームについて語ってます。
『XenobladeX(ゼノブレイドクロス)』 公式ホームページ
とりあえずざっとクリアしてしばらく経ったので感想を書きます。
【プレイヤーデータ】
・プレイ時間約200時間
・買うと決めたゲームは前情報をほぼカットする人です。事前に動画も沢山出てたけど一つも見てません。
・普段はRPG、(主に任天堂ゲーの)アクション、パズル等を遊んでいます
・ゼノシリーズは初。ゼノギアスがずーっと家にありますが自分は未プレイです
・購入を決めたのはそろそろ新しいゲームが欲しかったなぁと感じたこと。amiibo予約のついでにふらっと予約しました。なので凄く期待が大きかったわけではありませんでした
☆とことん人を選ぶゲーム。合うか合わないかはその人次第
まず言っておきますが、自分にとってこのゲームはとても良いゲームでした。
ですが、だからと言って他の人がそうであるとは到底思えません。DQのように誰にでもお勧めできるようなRPGにはなっていないと思います。
・合う人 マップ探索大好き。誰も見たことのない景色を見てみたいと思う 寄り道大好き。町の人に全員話しかけてからじゃないとストーリー進めたくない病 |
・合わない人 いつもRPGはストーリーをさっさと終わらせてさっさと中古に出しちゃう 寄り道めんどくさい。目的地だけ行きたい |
何故こう感じたかは詳しいことはこれからお話ししましょう。
☆全12章に渡るストーリー。ですが……
大事なのは、メインストーリーだけ追ってもこのゲームの半分も楽しめないこと。
メイン以外にも物語を彩る要素があり、それがクエストです。特に大きなウェイトを締めるだろうキズナクエストはプレイする上で全てを制覇しないと勿体無い程出来で、とても楽しみにプレイしています。
逆に言えば一本道の上だけで全てを語れ、と思ってる人には合いません。自分もそういうタイプなので、強くそういう部分は感じました。
キズナクエストはメインでは触れられないパーティキャラに触れていきますが、ぶっちゃけ他のメンバーは誰でもいいため他のメンバーはイベント中は棒立ち。せっかくボイスなんかもあるんだし、もっと意外な組み合わせとかほしいなと感じました。そういう意外性のある絡みは戦闘終了後の掛け合いくらい……。
話は戻りますが、メインではエルマとリンというキャラ二人が強制参加で、この二人と他のキャラが掛け合いしてストーリーが進みます。これはどちらかというとエルマが主人公で、アバター主人公はその部下という感じ。周囲からはエルマのチームメンバーだ、という風に見られていることが多いですね。
その部分に不満を持つ人もいると思いますがその分、先程も言ったようにノーマル(キズナ)クエストでは誰を引き連れて歩いても良いのでアバター主人公が主人公してます。それと仲間は喋れない分であるためか、お相手との会話やクエストそれぞれの展開は多種多様。このノーマルクエストについては本当に評価されて良いところだと思います。本当に面白いです。
クエスト進行での難点は収集が絡むクエストはクリアが非常に難しいです。これはシステムのことについて下でまとめて記しますのでそちらを参考にしてください。
ストーリークリア後、ムービーが解放されたり強くてニューゲームが出来たりはしません。ゼルダ無双もそうだったけどムービーギャラリー無いのが本当に勿体無さすぎ……。
☆戦闘は五章まで待て、それからが最高に面白い
戦闘システムはRPGにとって特に重要なもので、気になる方も多いでしょう。
自分も同じくとても気にする部分です。
ゼノクロの戦闘はリアルタイムコマンド戦闘です。動画を見てモンハンのようだとか思う人も多いでしょう。実は自分もアクションRPG?と思いました。
何も知らずにやってみるとそこら辺の敵に突っ込んでも攻撃出来ないし(当たり判定すらなくすり抜ける)、相手が攻めてくる時でしか攻撃できないし、頭の中で疑問符が5個くらい浮かんでました。
これ、答えは簡単でシンボルエンカウントだからです。だからアクションのようにフィールド一帯にいる敵全て一度に相手にするようなゲームではありません。
その辺は誤解が無いようにしてください。
戦闘についてもこれも人を選びますね。そもそもコマンドRPG自体人を選ぶ作りであることが大きいですし、更にリアルタイムに要求されるので。
リアルタイムとして大きな部分を占めるのはソウルボイスでしょうか。
これはある決まった行動をすると仲間に行動を促すボイスが発生します。仲間が応じてくれればその仲間と自分のHPが回復します。更にアーツの攻撃力があがったり、デバフを消したり、様々な恩恵を受けられます。
装備のデバイス付加などもかなり大事です。といってもストーリー中はぶっちゃけ気にしなくても良いです。恐らくストーリー後に戦うであろう強敵(本作ではオーバードと呼びます)を想定して初めて気にするところだと思います。
普段の戦闘であれば敵が落とす武具だけでクリアまで行けると思います。むしろ装備を下手に買うと、後々買うであろうドール(ロボットのこと)購入の資金がなくなってしまいますし。
問題はこれらの戦闘システムについての細かな説明がゲーム内でほとんど無いこと。謂わばチュートリアルにあたる部分が本当に少ないです。
自分はチュートリアルに時間取られたくないし、一つ一つのシステムは自分で実践して覚える方が好きなのでこれでも構わなかったのですが、これだけ戦闘システムで学ぶことが多いとないのはおかしいと思う方が多いようです。
☆多様なゲーム部分に色々と追い付いていないシステム
このゲームの特徴はとにかく広大なマップ。走れど走れど果てが見えず、再び訪れると「ああ、ここのことか」となることも多いです。
それぞれ特徴のある大地が5つあり、ゲーム開始時点で行こうと思えば全て行けたりします。敵のレベルは特に大きな問題にはなりません。街のすぐそこにとんでもないレベルの敵もいれば、遠くに対したことのない敵もいるのです。
これだけ規模が大きいのに目立ったバグがないところが素晴らしい。デバックはかなりしっかりされたようです。
ですが、そのゲームの広大さにUIが追いついていないと感じます。
特にこのことを一番感じるのは収集アイテムを集めるとき。
クエストではしきりに収集アイテム要求をされますが、これについての情報は大きな1大陸の何処かにある、ということだけ。5大陸のうちにある大陸名はわかるので、全体から見れば1/5の労力ではありますが、何しろ1大陸がめちゃくちゃ広い。徒歩で横断するだけでどれほどかかるやら……。
もちろん細かなワープ(ゲーム上ではスキップトラベルと言います)はあり戦闘やイベント以外はいつでも使用できますが、それだけで到底解決出来ません。
一方で、ある場所へ行き人と話せとか戦え等はとても丁寧な案内があり不便は一切感じません。マップで判らない細かな高低差はナビゲーションボールという案内システムもあります。
また武具のデバイスについて購入時は効果が見れない、ステータスの意味も電子説明書じゃないと読めない。
昨今のゲームは全て紙の説明書ではなくなってるので面倒ですね。一応メニューから直通で説明書選択の項目があるのと、公式サイトではpdfファイルで説明書が閲覧出来るので印刷しようと思えばしちゃえますが、これくらいならゲーム内で見せてほしい。
ついでにオンライン要素についてです。これについて、自分はかなりやりこんでいます。
ゲームをオンラインで始めたとき、プレイヤーは1つのスコードというところに突っ込まれます。一つのスコードは最大32人です。
定期的に出るスコードミッション(一定数指定の敵を倒す/一定数指定のアイテムを収集する)をクリアすると、スコードクエストというものが発生し、スコード内の誰かと一緒にクエストを攻略する事ができます。
☆音楽は全体的に良いのだが、イベントでのBGMチョイスに違和感
ほんとに今回のBGMは損をしていると思ってます。
それは音量調節が出来ない事、そしてイベントでの選曲のセンスがちょっと欠けていること。
前者は、イベントのボイスに被ってしまって聞き取りづらい事が一番ですね。BGMのボイスの方が大きいときも……。
後者は本当に選曲者のセンスを疑いたくなることが多々あるんです。曲単体としては好みなのも多く、自分もいずれサントラの購入も視野に入れているのですが……浮かんでくるシーンというものはあまりないかもしれません。
何度も言いますが、サウンド自体は素晴らしいと思います。
ただ、注意したいのがゼノブレイドとは作曲者が違う事。なんでもそうですが、作曲者の色というのはやっぱりありますね。ゼノブレだとゲーム音楽業界の有名どころも何人かいらっしゃったようですが、その方々は今回は参加されてませんよ。
☆購入を考えている方へ
さて、購入しようか悩んでてこちらを読んでいる方もいらっしゃるでしょうし、何気なく読んでる方もいらっしゃると思います。
先程も申しましたが、このゲームは本当に人を選ぶと思います。ハマる人は100時間、200時間……かなり長い時間遊べるでしょう。
逆に合わない人は10時間も経たず投げるかもしれません。……それでも正直、5章まで待ってほしいですがね。5章まで10時間では行けません。
自分自身も、世間で流行ってるモンハンやってみたものの一ヶ月ももたずモンハン道を終えたので、合う合わないは本当に大事だと思います。逆に遊べる人は何百、いや、千何時間も遊んでる人はいますよね。そういうことだと思ってます。
まず言いたいのは、ゼノブレイドの続編だと期待しないこと。
ネットで酷評しているブログ等はほとんどが「ゼノブレイドを期待して購入した、がっかりした」の意見が書かれています。
なのでこのブログでもとりあえず言っておきます、ゼノブレイドとは別ベクトルに面白いゲームであると。
このゲームは、メインストーリーを楽しむゲームではない。探索とこの惑星ミラで一緒に過ごしていく異星人と共に暮らしていくゲームであると。
主人公達の暮らすNLAが段々にぎやかに、そしてカオスになっていくのを楽しんでいくゲームです。
この記事によってゼノブレイドクロスの魅力が何か一つでも伝わったなら光栄です。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
ブログ内検索
カテゴリ一覧
プロフィール
-
HN:ヴィオHP:性別:非公開自己紹介:・色々なジャンルのゲームを触る自称ゲーマー
・どんなゲームでも大体腕前は中の下~上の下辺りに生息
・小説(ゲームの二次創作)書いたり、ゲーム内の台詞まとめたり
【所持ゲーム機】
・SFC GC(GBAプレイ可) Wii WiiU NSw NSwlite PS2 PS3 PS4 PS5
・GBAmicro GBASP DS DSlite 旧3DS PSP PSV
・ミニファミコン ミニスーファミ PSクラシック
・PCは十万円くらい。ゲーム可だがほぼやってない
最新記事
-
(01/01)(11/22)(10/21)(10/16)(09/30)
アーカイブ
最新コメント
-
[06/13 km][05/15 名無しの権兵衛][04/28 名無しの権兵衛][04/26 名無しの権兵衛][03/20 名無しの権兵衛][03/09 春雨]