ポケ迷宮。

ネッツの端っこにあるヴィオののんびり日記的な旧時代的個人ブログ。大体気に入ったゲームについて語ってます。

2024/04    03« 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  »05

 バレエの事は一ミリもわからないのだけれど。
 でもわからないからこそ、こういう機会で行く意味はあるのかなと。
 9月2日の愛知公演を観に行ってきました。

 ※バレエ・ドラゴンクエスト公演のストーリーのネタバレがあります。

スターダンサーズ団・バレエ団様のサイト






 というわけで、まずはせっかく栄に昼来たということで、新しく生まれ変わった久屋大通(※再開発終わったのは3年前です)に行くしか!!ねえ!!ってなって飯を食ってました

 しかし外移動ちょっとだけどとても暑い。もう9月、されど9月。日本の夏は暑すぎる。


 Eloise's Caféで美味しいものを美味しくいただきました。ごちそうさまでした。
 フレンチトーストが激ウマでした。





 で、13時15分が開場だったので、13時過ぎくらいには愛知県芸術劇場大ホールに到着
 何年ぶりに来ただろう?JAMのライブでここには2回程来ていたので、なんだかとても懐かしい気持ちになりました。
 写真撮ってたらチケット交換ですか?ってお声掛けいただいてしまいました。紛らわしくてすいません……。



 開場し、パンフを買って席へ。

 そして席に座ってびっくり。
 前5列のところに穴が開いているではありませんか。
 10列目って言ったじゃん!? 見知った芸術劇場大ホールは何処へ!?

 なんと前5列は座席を取っ払ってオケを置いているのでした。オーケストラピットというらしく……恥ずかしながら初めて存在を知りました。
 そして中で準備で音出ししている大阪フィルハーモニー交響楽団の方々が。うーん、生音!生オケ!たまらないな~。生のオーケストラは5年前のマリオオケ以来かな?

 ピットの中なので演奏を見る事は出来なかいんだけども!立ってようやくチャイムの頭とファゴットの頭とバイオリンの絃が見えるくらいの微妙な感じでした。座ってたら指揮者の方の頭しか見えない……!いやでも今回メインは観劇

 ピットの中もがっつり観たいのであれば、芸術劇場ならば3階以上の席じゃないとダメですね。演奏してた方の写真を見る限り。





 で、第一部を観て
 いやほんと……言葉が無くてもストーリーがとてもよくわかる……すごい……
 白の勇者と王女の出会いから旅立ちの過程、そして仲間を見つけるまでがしっかりと描かれていました。

 もうとにかく女性陣は身体のラインが、男性陣は足の筋肉が!!すごい!!!自分の怠惰怠慢な体格とは大違いである。多分同じ動きしたら5秒で倒れてる。
 動きとか所作とか、なんというかプロなのでそりゃそうなんだけど、本当に静かで洗練されてて……。歩き一つとっても綺麗なんですよ。何しても美の分野に当て嵌まるんすよ。


 自分は劇場で見る時の良い点って、主役じゃない人も観れるってところだと思っていて、舞台の映像だともう視点が固定化されちゃってるじゃないですか。だからメインのキャストがどんと映ってるシーンの他の方の動きとか、映像だと見えないわけで。もちろん主役の方も見ていたいんですが、それ以上に壇上全ての光景を見ていたいってのがあるんですよね。
 これは今回の舞台だけに限らず、どんなものでもそう。そんな見方してるので目がいくつあっても足りないよこんなの。
 後、10列目ではあるものの、眼鏡つけててもあまり視力が良くないせいか表情があんま見えないのがすげー……惜しい……!オペラグラスか双眼鏡買おうかな?ってなったので、昨日買ってきました

 観劇がメインだとさっき言ったばっかりな気はするけど、やはりドラクエの音楽が生で聴けるのはとてもテンションがあがるね。間違いなくドラクエの音楽は生前のすぎやんがこだわりをもって監修してるはずだしね。やっぱり生は……生は良い
 シロフォンやティンパニがメイン張ってる時とかうおー楽しそーーーとか思っちゃってました。戦闘曲のスネアとかも良いよね……。


 美術のセットも秀逸なデザインで、お城や酒場も素晴らしい雰囲気。
 そして何より、森見てたら遠近感狂ってきそうなくらい奥行の作り方が凄まじい
 酒場のセットの上にパイプ走らせてて炭鉱の町の粗野な者が多い酒場なのかな感が出てるのがとても良い。そしてこれらを更に照明が場面によって雰囲気をがらりと変えてきてて。これがプロの技……!
 後は魔王のいるところもまさか奥のあれが使われるとは……。ドラゴンクエスト君、なんだかんだでドラゴン関係あるのそんな無いのに!
 場面転換のシーンでも幕前で話が続いているのが何回かあったので、観客を飽きさせない造りになってるんだなと。




 二幕入る前の休憩
 内容が素晴らしかったらBD買おう……!と意気込んだんだけど、はい、この休憩の合間に迷わず買いました。これは何度観ても絶対面白いやつーー!キャストの方は一部異なりますが、話の内容はこの25年間変わっていないようなので、本当に長く愛されてるのだなと……。


 後、人通りも少なめだったのでこの時に当記事一番上に張り付けた写真もぱしゃり。モンスターがかわいい……。
 出入口付近にあった堀井氏のフラワースタンドも撮ったりしてました。


 購入したもの。ステッカーとパンフは当然の義務のように買ってたけど、他はちょっと悩んでたんですよね。休憩の合間に買っちゃったよ。勢いは大事だよ。




 一緒に行ってた知り合い(同じくドラクエ好きでバレエは幼い頃に一回見たのでほぼ初みたいなもの)と上記のような感想を言い合う。

 そこで知人「先に出た人も勇者なんだね。先代的な?」僕「それ絶対死ぬよね……先遣隊とか先代とか絶対死ぬ要素だよね……」知人「止めたげて!」という会話をしていたんですが。

 二幕入った瞬間に本当に亡くなってしまって「あ……」ってなってた。まあ、これは別にドラクエに限った話じゃなくて世間一般の物語の常識の枠に当て嵌めた結果ですね仕方ないね。

 回想のシーンもまさに回想だっていう演出がなるほどな~と。干渉できない、とか、倒れて意識を失っているシーンに戻る、とか。後やっぱり「おおぞらにとぶ」という曲はずる過ぎるね。いやもうドラクエの曲は身体に染みついてるんだけど、特にね。本当に泣きそうだった。

 さっき美術も素晴らしいって話したけど、衣装も本当にもうすごい(語彙力)んだけど、ペンダントの目立ち具合が良いなって。ライトが当たると反射して綺麗に光るんですよね。うーん、計算し尽くされた芸術とはこういうことなのか。

 後は兜を取ったところでデイン系魔法、ニフラム(多分)を使ったのにも感動。あードラクエの勇者だーうおー!帰りはキメラのつばさかな?細かなドラクエ要素ですが、ファンとしては感動。




 一番好きなシーンはって言われると、自分は酒場のわちゃわちゃ感ですね。
 まずはあらくれ者とバニーに挟まれててんやわんやする白の勇者さんが可愛い。わざと下手なように見せるってそれはそれは難しい事だよなあと。

 そしてあらくれ者のあらくれ者感最高。それに囲まれる女戦士さん最高。鞭だよ鞭~惚れるよ~姉御惚れるよ~。
 そして出てくるトルネコ、みたいなやつ。え!?って出てきた瞬間に声出るかと思った。ちゃんと鉄の金庫持って正義のそろばんみたいなの(多分、なんか殺意高い形してたから違う気もする)持ってるー!?
 トルネコ、もとい武器商人周りがとてもね、賑やかしな感じなんですよ。サーカスのピエロみたいな感じで。もちろん細かい仕草自体はバレエなんだけど、少し異質なんですよね。ある意味そこは良い意味で敷居を下げてるのかもしれない。


 キャラとしては誰が一番好きかと言われると難しいですが、雰囲気は黒の勇者が一番刺さったかもしれない。舞踏がかっこよい……ジャンプ高い……後、シンプルにストーリー上の境遇、ああいうの結構好きなので。





 というわけで、帰りは知人の漫画購入に付き合わされつつ近所まで帰り、そこら辺のサイゼリヤで知人とバレエの話だったり、普通のドラクエの話だったりして帰りましたとさ。


 そういや。
 自分はマジで普通の私服にリュックにスニーカーと何の捻りも無く普段の格好をしていきましたが、周り見てるとちょっと上品な服を着てる方もいたので、ちょっとどきりとしてしまった。たださっきも書いたように、良い意味で敷居を下げているので、普通の服でも特に問題は無かったです。
 後、ご家族で来てる人も結構おりました。知人の隣はおばあちゃんだったし。自分の右前はお子さんだったし。左後ろは多分バレエ団か役者さんのファンの女性の方だったし。スライムのぬいぐるみ持ってるお子さんもいたしね。




 さて。
 まずバレエドラクエから始まった今年の9月ですが。
 9月はイベントごと、後二つ程行ってきます。お金がいくら飛んでるかは考えたくはありませんね~全力で楽しみたいし、全力でお金を落としてこようと思いますよ~。
 日本のエンタメ業界を応援し続けたいよ~。


 ってことで改めて。とても素敵な公演をありがとうございました。
 2020年の公演の円盤は落ち着いたら見たいと思います。今から楽しみ。

P.S.

 観てからこちらのお話聴くのもとても興味深かったのでぺたり。

拍手[1回]

お名前
タイトル
メールアドレス
URL
文字色
絵文字 Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメント
パスワード   コメント編集用パスワード
管理人のみ閲覧
ブログ内検索
カテゴリ一覧
プロフィール
  • HN:
    ヴィオ
    HP:
    性別:
    非公開
    自己紹介:
    ・色々なジャンルのゲームを触る自称ゲーマー
    ・どんなゲームでも大体腕前は中の下~上の下辺りに生息
    ・小説(ゲームの二次創作)書いたり、ゲーム内の台詞まとめたり

    【所持ゲーム機】
    ・SFC GC(GBAプレイ可) Wii WiiU NSw NSwlite PS2 PS3 PS4 PS5
    ・GBAmicro GBASP DS DSlite 旧3DS PSP PSV
    ・ミニファミコン ミニスーファミ PSクラシック
    ・PCは十万円くらい。ゲーム可だがほぼやってない
最新コメント
バーコード
<< Back  | HOME Next >>
Copyright ©  -- ポケ迷宮。 --  All Rights Reserved
Designed by CriCri / Material by もずねこ
 / Powered by
☆こちらもどうぞ