2023/09/22 (Fri) 近況記事 コードギアスのミュージカル「正道に准ずる騎士」に行ってきました

　京都でやるだって？さくっと行けるじゃん！

　という軽い気持ち以外にも紆余曲折あったのですが、行って本当に良かったです。

　ミュージカル「コードギアス反逆のルルーシュ　正道に准ずる騎士」公式サイトはこちら。

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　2.5次元と自分。
　実はダンロン（1と2初回公演）とシュタゲは円盤を持っているので、2,5次元を全く知らない、というわけではなかった。
　それぞれ、
・ダンロンは某匿名掲示板でやたらと推す人がいて興味が沸いた。
・シュタゲは知り合いにおもろいど！って言われて興味が沸いた。

　という感じで出会いました。どちらも完成度はとても素晴らしかった。ダンロンなんて一番好きなV3の舞台化をずっと待ってたんですが……ね……まあ、それは置いといて。

　そういうわけで、自分はただの引きこもりゲーマーなので、なんだかんだでこういう縁があまりなくて。ゲームのリアルイベントって大体音楽関係のものばかりなので、アニメそんなに見ない勢がこういうのに縁が無いのも無理のない話で。


　今回のミュージカルについて初めて知ったのは、ギアスの公式ついが情報を回してきた時のこと。
　コードギアスのミュージカルかあへえ～って思ってたら京都公演があるじゃないですか。
　三重県は中部のような近畿のような複雑な立場の県なわけですが、北から行けば新幹線が、中からいけば近鉄……近畿鉄道という電車があるわけですよ。行けない距離じゃない……！

　ただ、その時はそれでもまだ消極的でした。だって、一週間前にはオクトラの朗読劇を、二週間前にはドラクエのバレエを観に行くことが決まっていたからです。既に超出費ですよ？


　で、もう一つ紆余曲折の原因として、ドラクエのバレエを一緒に観に行った知り合いなんですが。
　その知り合い、好きなものの共通点は別に多くは無いんですが、互いにドラクエ好きなだけでなく、ギアス好きでもあったのです。なんならギアス歴は向こうの方が長いし。
　そして、そのバレエもとても素晴らしくてですね。興奮冷めやらぬままいつものサイゼリヤで本ミュージカルのHPが映ったスマホ画面を見せながら自分は言ったわけです。「こんなんあるんや」と。
　でも言っちゃあなんだけど公演の2週間前、当然いい席のチケットなんて終わっているはず……と思ってたらなんと、VIP席で二枚リセールが出ているではありませんか。
　これが天の恵みか！？と自分がプッシュしまくり、こうして行くことが決定したのでした。

　しかも京都公演の千秋楽！ふへへ～。

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　というわけでわくわくしながら当日。

　開場が12時だったので、まずは京都駅周辺でお昼ご飯をいただきました。
　知り合いがヨドバシの本屋にちょっと行きたかったらしく、ついでにそこにあったレストラン街へ。
　「すみび 和くら 京都ヨドバシ店」で牛タン焼き定食をいただきました。お肉も美味かったが、白米もテールスープもとっても美味かった……！

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　そしてパンフ購入のために物販へ。こういうのはいつも大抵事前物販行くんですが、今回はそもそもやっていなかったので……もし購入できるならブロマイドも購入しても良いかもなあって思ったら、並んでいる間にガンガン売り切れていきました……すごいな……。
　自分はスザユフィ好きなので、もし購入するならその二人か、とか思ってたんですが、悩む間もなく終わってました。すげぇ。
　結局購入したのは、パンフと複数の方が映っている2Lランダムブロマイド×3。開封は帰りの電車のお楽しみ。

　後はVIPとS席で貰えたブロマイドホルダーも貰ってお席へ。
　VIP席はですね、前5列確約なわけですが……ち、近い！！これなら双眼鏡要らないか！？
　キャストが降りてくる演出もありますみたいなこと書いてあったけど、席も通路端っこ、ってことはここ歩くのか！？先日のオクトラ朗読劇みたいに！？（結論から言うと降りてきまくりでした。めっちゃコーネリア様とギルフォード卿が隣歩いてた）


　そして始まるミュージカル。
　いやあ、とにかく圧倒されました。
　ミュージカルって演技や体力だけじゃなくて歌唱力も必要だし、踊るシーンだって多いわけではないけどある。本当に多才じゃないと出来ないんだなと……。

　それに2.5次元って明確に元のキャラがあるわけじゃないですか。
　円盤で観たことあったダンロンもシュタゲもまず真っ先にすごいなと思ったのが、声の演技すらも模写してることだったんです。
　今回のミュージカルもそうなのか……？と思ったら本当にそうだったんです。皆さん、元の声優の喋りの癖をとても理解されてて。知り合いは「本当に櫻井さんが喋ってるのかと思った」とか言っちゃうくらいで。
　実は事前にコンプティークで今回のスザク役の赤澤さんと、アニメの声やってる櫻井さん二人が対談しているのがあったんですけど、「櫻井さんの演技、めっちゃ研究してます！！」って書いてあったんですよね。
　もちろん声だけじゃなくて仕草とかその他諸々を含めたキャラクターそのものを研究されてて凄いなあと……。

　固定の役がある方もそうですが、特に圧倒されたのはアンサンブルの方達。ヴィレッタの配役の方の声に一瞬で惚れましたが……かっこよすぎでは……。リヴァルとか玉木とかナナリーとか、喋りだけでもすぐに解るんですよ。仕草だって、衣装があるわけでもないのに。
　更にKMFの戦いもアンサンブルの方がやって、あんだけ動いて……これ一回で2時間半くらいもあるのに、更に一日二公演やる時もあるなんて正気か……！？ってなってしまった。舞台役者さんって本当にすご。


　内容としては殆ど本編と同じで、ナリタまで。一部はスザク視点を増やしているという感じ。
　この元になっているコードギアスという作品ですね、元々密度が濃いわけですが、それを更に濃縮してきてて……これ初見の人内容解るんだろうか、かなり怒涛の展開でしたけど。
　自分の場合は、頭の中にアニメの映像が出てくるので展開についていけないということはなく、舞台で演出・表現するとそうなるのか……！っていう観点から楽しんでたわけなんだけども。



　舞台ならではアドリブ。
　ユフィにめっちゃ始球式のことをネタにされてましたね……ｗ
　ワンバン……始球式の映像も拝見しましたが確かに見事に……。
　「世界観を……守りたいので……」って言って話をぶち切ってましたね……ｗ

　アドリブといえばこの後、ロイドさんが「いいねぇ～青春！」って言ってジェレミアさんに「なんか青春無かった？」に対して「手紙は！……書く」って言って去ってったところとか……ｗス「手紙……書くんですね」ユ「素敵ですね……」ス「なんかすいません、うちの上司達が……」って言ってて爆笑である。この後の展開を考えるとシリアスに押しつぶされてあんまアドリブ挟めるところも無いしねぇ……。

　後、多分C.C.とルルーシュの再会でC.C.がにゃ？って言ってたのもアドリブですね……。

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　後は特急乗るまで多少の時間があったので、時間つぶしに京都タワーへ。



　毎回京都タワーに行く度に拝んでる任天堂です。
　念の為、手持ちの双眼鏡にスマホのカメラ当ててるだけで映ってるの肌じゃないよ！

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　円盤も頼んだし、東京公演の千秋楽も配信観ようかと思っております。見届けるぞー！
（※ミクチャで独占配信があるらしく、見逃し一週間もあるとのこと）

　素敵な体験をありがとうございました！