ポケ迷宮。

ネッツの端っこにあるヴィオののんびり日記的な旧時代的個人ブログ。大体気に入ったゲームについて語ってます。

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2015年7月11日、13年間任天堂の代表取締役であった岩田聡氏が胆管腫瘍のためご逝去されました。
 まだ55歳という若さ、そして先日まであれほどお元気であった姿を見ていただけに、あまりの急な訃報に動揺を隠し切れません。未だに訃報を信じきれていない自分がいます。
 私は昼のニュースで知りましたが、その時の昼飯の味を覚えていません。ただただ絶句していました。
 氏が社長の任を終えた時に何か技術者として残してくださる姿を拝見出来なかったのが残念でなりません。

 今まで任天堂という一業界の大会社を引っ張ってくださり、本当にお疲れ様でした。
 技術者として、そして経営者として素晴らしい方でした。心よりご冥福をお祈り申し上げます。



 今日は急遽、ゲームなかったら枯れてしまうだろうな、と思ってる自分に任天堂とはどういう存在だったのか考えてみました。
 長いしぐだぐだしてるし、1-2時間くらいで書き上げたものなので誤字脱字もあるかもしれません。
 お付き合いくださる方がいらっしゃるなら、どうかよろしくお願いします。

 自分が完全にゲームにハマったのは小5の頃でしょうか。周囲から見れば遅いでしょう。下手したらもうハマっていたゲーム止めてる人もいる頃合でしょう。
 そんな自分ですが家にはスーファミやPS(2)があったため、ゲームには触っていました。触っていましたがハマっているか、というほどではありませんでした。
 我が家にあるスーファミゲームといえば、『スーパードンキーコング』や『ぷよぷよ通』、『ボンブリス』等でしょうか。数は無かったのですが自分のパズルと2Dアクション好きはここにあるように思います。

 それはともかく小5の頃、友人の家で『大乱闘スマッシュブラザーズDX』『カービィのエアライド』をプレイした事は子供心ながら大きな衝撃を受けました。
 実はその前に親の目を盗んでゲームボーイアドバンスSPを買っていたことはこの際暴露しておきますが、あの頃可愛がってたカービィがあのマリオやドンキーと戦ってる!というその衝撃は忘れられません。あれ?64のスマブラは?と思われる人もいるかもしれませんが、何を隠そうゲーマーの皆がニンテンドー64にハマってる中、自分はPS2でボンバーマンばかりやっていたのです。つまりニンテンドーの据え置きは64すっ飛ばしていて、自分は64を触ったことがありません。
 親にゲームキューブが欲しいと強請って買ってもらいました。その時に「これとこれ!」とエアライドとスマブラDXを買ってもらったことを覚えています。

 スマブラDXはとにかく遊び倒していました。持ちキャラはネスとカービィが多かったように思います。ネスとカービィとの出会いは自分に大きな影響を与えました。




 『MOTHER』。ファミコン、スーパーファミコン、ゲームボーイアドバンスとナンバリングタイトルを残したゲームです。
 この中でもネスは『MOTHER2』の主人公。これは有名ですがHAL研究所が開発に携わっています。岩田氏は当時はHAL研究所の技術者のトップ、更にそれを飛び越えて社長に任命されていらっしゃいました。
『MOTHER2』ふっかつ記念対談 はじめてのひとも、もういちどのひとも。 - ほぼ日刊イトイ新聞 
 WiiUのバーチャルコンソール(VC)でこの作品の配信が決まった時の糸井重里氏と岩田聡氏の対話です。
 この中にこんなお話があるんですね。



そのとき、難航していた『MOTHER2』の開発を
立て直すべく現場に現れたのが、
岩田聡さん、その人でありました。

「これをこのままつくるなら2年かかります」

「よければお手伝いしますが、
 つきましては2つ方法があります」と。
 そこで、そのことばになるんですね。
「いまあるものを活かしながら
 手直ししていく方法だと2年かかります。
 イチからつくり直していいのであれば、
 半年でやります」と。



 改めて岩田聡氏の器量を感じさせられました。世の中に『MOTHER2』というゲームが出たのもこの言葉とその実力であったと、そう思います。
 自分の中ではMOTHERという作品はゲーム好きになった大きなウェイトを占めています。それはスマブラを世に出してくれた桜井氏、そしてこの作品を書き上げた糸井氏への気持ちが大きかったのですが、このお話を聞いてからは更に視野が広がったような気がします。

 GCではその他に『ピクミン2』『マリオテニスGC』にハマってたでしょうか。
 なんか皆とハマるところずれてる!マリオなら何故サンシャインじゃないんだ!とか言われそうです。いやまあその通りだなって自分でも思ってます。
 ちなみにマリオスポーツはサッカーと野球(とDSのバスケ)も持ってますが、『マリオテニスGC』が一番好きです。今でも面白いゲームだと思ってます。




 小6の頃ニンテンドーDSが発売されました。思えば本当にこの時期はゲーム買いまくってました。パケ買い、衝動買い、そういうので買ったのもいっぱいあります。DSソフトだけでかなり山になってます。
 思えばこのDS時代はまだ色んなゲームが出ていたように思います。それこそ神ゲーと呼ばれるものからクソゲーと呼ばれるものまで。
 今ではネットが流行りすぎて、皆何を買うにもまずネットの評価を見てから、っていうのが多くて雑多な空気ではないと思います。

 DSで特にハマったのは通信機能のある『ポケットモンスター パール』『スライムもりもりゴラゴンクエスト2 衝撃のしっぽ団』でしょうか。他にも『おいでよどうぶつの森』『誰でもアソビ大全』『やわらかあたま塾』、そして自分を声優好きにさせた『シャイニグフォースフェザー』、今は続きの出てない名作ゲームの『伝説のスタフィー』等々。
 とにかく数え切れない思い出の詰まったゲーム機です。家には家族の人数よりも多い台数のDSがあります。
 真面目にDSについて語るとあまりに長文になるのと、自分の部屋にこもってしまうのでこれっきりにしておきます。



 そしてWii。『スマッシュブラザーズX』の発売日に部活を休み、その夜にほとんど亜空を終わらせましたね。それからWiiはスマブラXとエアライドでとにかく働き続けました。もちろん他にもソフトがありましたが、専らこの二本が多かったです。スマブラXはチームでWi-Fiに潜ったり、ネスとリュカでひたすら戯れてたり。

 この頃から岩田氏はメディア露出が増えていたようで社長が訊く、Nintendo Directなどで出てくるように。自らの声で、顔で、手腕で、ファミリー層へのゲームを世に出すと共に、ゲーマーへ直接、大切な開発者としての気持ちを届けていたように思います。


 自分は今、3DSをフル稼働させていろんなゲームを遊んでいます。FEifや覚醒、キルカドライブ、ピクロス、インベーダーZ、うさぎ丸、バッジとれーる、とび森、時オカ、そしてスマブラ。
 今一番動いてる機体で常にスリープ状態。これを書いている今も開けばifの途中だったりします。

 WiiUもスマブラやスプラトゥーンに大忙しです。先日までゼノクロ、ゼルダ無双、ベヨネッタ、ドンキーTFなども触っていました。特にゼノクロはスコードクエストにハマりすぎて多分ランキングに今でも載ってるんじゃないかと思っています。フレンドも4人程出来ました。どなたもMiiverseはされてないようなので交流はしていませんが……。

 スマブラでは相変わらずルフレ、ブラピ、リュカを中心にやってます。シュルクやルキナ、アイクもよく使う部類に入っているでしょうか。最近は友人と遊ぶことが多いですが、ガチチームにもまた潜りたいと思っています。
 スプラトゥーンはパブロを中心にナワバリ、ガチエリアをやっています。ガチヤグラ?いやはやなんのことやら。パブロでガチは若干限界を感じており、B-から変化はありません。中の下を目指しているのでここから変動しなければ何でもいいや、なんて考えています。ナワバリだったらチョーシ15まで伸ばしたりもしましたが。他にもワカメやリールガン、ダイナモとローラーを使っています。

 またゲームセミナーのゲームも配信直後に全て触れて楽しみました。こういうゲームを作れる若きクリエイターのタマゴがいるんだ、と素直に感じました。
 単純ながらもゲームをしてるという感覚が味わえるいいゲームがあります。興味のある方はこちらへ→任天堂ゲームセミナー 2014
 単純なゲームというのは昨今は少なく、色んな要素を盛り込んだボリューミーなゲームが増えています。もちろんそういうゲームも嫌いではありません、自分もいくつかやっていますので。
 でも、そういうゲームが増えてるからこそこういうので笑って楽しめるのかなと思いました。


 そして先週、実はスーファミ版のDQ6を購入してきました。なので実は今は任天堂ゲーム機が3台必死に動いてます。遊べるうちに遊んでおきたいんです。
 これが終わったらWii版のDQ1-3を全部触る予定ですけど、うちにあるやつが行方不明なんですよね……。



 自分はきっとこれからも、色んなゲームを楽しんでいくのだと思います。もちろんソニーゲーム機のPSPやPSVita、PS3も未だに沢山やっています。この前だってPS3のワンダを終わらせたばかりです。えっと、ICOもワンダもレビューは書くのでお待ちください……。

 そしてその中にも必ず任天堂ゲームもあります。だってそれは青春であり、自分の栄養であり、育ててくれたものだから。
 自分の時間が許す限り、新しいゲームにも古いゲームにも触っていきたいです。だってゲームがないと枯れてしまうから。

 そんな気持ちを抱く一端を担ったDSやWii、そしてそれを作った任天堂、そして当時の社長であった岩田氏。
 自分にとって任天堂とはどういう存在だったのか、ということを記事の最初に書きました。こんだけつらづらと書いておいてなんですが、自分にとって任天堂とは青春です。任天堂があったから今の自分がいるんです。ベタな言葉ですが、本当にその通りなんです。

 最後に。 今日は一日中スマブラして、FEifして、ドラクエ6をしてました。楽しかったよ。友人とも盛り上がれて、楽しかったよ。そしてまた明日も……いえ、その前にこれを書き上げて寝る前にもうひと頑張りするつもりだったりしますけどね。
 やっぱりね、楽しいって思えるんです。下手でも上手くても、やっぱり楽しいんです。 ゲームは人を楽しませるもの。悲しむのをやめにして、いっぱいいっぱい遊びたいと思います。


 最後になりましたが感謝の言葉を。誠実で真面目な人柄で、そして何より素敵な笑顔のゲーマーの心を忘れないいわっち、ありがとうございました。そして安らかにお眠りになられることを。

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    ・どんなゲームでも大体腕前は中の下~上の下辺りに生息
    ・小説(ゲームの二次創作)書いたり、ゲーム内の台詞まとめたり

    【所持ゲーム機】
    ・SFC GC(GBAプレイ可) Wii WiiU NSw NSwlite PS2 PS3 PS4 PS5
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