2012/11/19 (Mon) テイルズオブ雑多 TOSのOVAの感想にゃり

11月10日にTOSのOVA見終えたので感想をば。

シルヴァラント4巻、テセアラ3巻、世界統合3巻の、全10巻あったテイルズオブシンフォニアのOVA。
毎度おなじみ、普通のプレビュー後に罫線を引いてネタバレ部分提示。


この次の記事は空の軌跡OVAか、JAMアルバムの感想のどっちか（予告）

 

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まず、ストーリー。
これはかなりオリジナルと変わってます。でも、ゲーム中に触れていたキャラの過去などにはしっかりと触れているので、そこは見どころ。
しかし、あまりにも大幅に物語を改編したせいで、大雑把に扱われてる設定や、疑問符が浮かんでしまうキャラの行動などが目立ちました。尺の都合上描けない、そこまでの過程が薄すぎる、などが理由でしょうが。

キャラも優遇されているキャラと不遇されているキャラが明らかにわかります。
きっぱり言ってしまうと、ゼロスとユアンがかなり優遇されてて、クラトスやミトスが少し霞んでる印象。クラトスとロイドの親子のイベントよりも、ゼロスとロイドの友情育むイベントのが多かったような。友情育むっていうより、鎌かけイベントか。

その他のキャラは平均的。一人も欠けず、戦闘で活躍してます。個人的主観で申し訳ないけど、会長はゲームじゃ今一つ空気だったけど、OVAでは表立って戦ったり、落ち着いた大人の会話をしてくれたり、よかったなーと。


と、上では割と欠点ばかり述べましたが、ufotable拘りの作画は素晴らしいです。
戦闘シーンはキャラが大胆に動くし、それが全く崩れない。

全然飽きないし、戦闘終わってからもっと見たかったと思ってしまう。むしろ、戦闘だけ何度も見直しちゃう。それくらいかっこいい。

キャラデザも個人的には結構好きです。が、好き嫌い分かれるかもしれないです。
というのも、癖が強いのかな。私は男女の違いがしっかり出てるところが良いと思うのですが……これも人によって感じ方が違うと思います。先生やしいながキリッとしすぎて男っぽいって見える人もいるかもしれないです。

 

 

 

全体的に見て、TOS好きだからといってしっかりオススメ出来るものではないかと。

先程言ったようにストーリーの改変やキャラの扱いの差があります。そういったものを受け止められるなら、見るべき。

作画はかなり良いし、動いてるキャラが見たい！っていうなら問題なくオススメできる。

そういう作品でした。

 

ということでネタバレあり話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ストーリー改変は良いところもあれば、悪いところもあったなーっていう。

ゲーム上では表面上裏切ったクラトスがロイド達に手を貸してる一方、仲間であるゼロスが内通をしているっていうこの対比があって、これが好きだったんですけど、テセアラ編以降じゃクラトスがロイドに手を貸すシーンがあまりない。

それにゼロスが裏切った理由がわからない。ゲームではアイオニトスを取るためという名目がありますけど。
一人でユグドラシル倒すつもりだったのなら、あのロイド達+クラトス＆ユアンのいた状況、絶好の討つ機会を何故に徒にしたのか、解らない上にセレスが軟禁されてる理由を改編した理由が解らない。そんなに説明のいるところじゃないだろうに。


真っ先にユグドラシル＝ミトスに気付いたジーニアスが「僕たち、友達だよね？」とミトスに問うシーンも欲しかった。
というのも、ミトス→ジーニアスの一方通行に見えたんですね。
ミトスがいる期間が短かったから、ロイド達とミトスが友情を育めなくて残念。

 

 

ほんと、戦闘シーンはレベル高くて、ここはアニメならではって感じでした。

自分で言うのもなんだけど、髪の毛フェチなんでゼロスやコレットの髪の毛がふさぁってなってるのを見てうひょおおおおってなった。
これでもゼロスが一番好きなので。ゼロスvs.会長は一回目のも二回目のも目に穴が空くくらい見た。会長も動くと映えるしね。飽きないんだなこれが。