2012/11/06 (Tue) テイルズオブ雑多 TOS ラタトスクの騎士 感想2

一週目プレイ終了時の感想の記事もありますが、改めて二周やって色々考えての感想です。
無性に書きたかったので書いただけです。


ラタトスク二周目の感想です。いつも通り、ネタバレは線を引っ張ってからにします。それまでは一般的なレビューと考えてもらって構いません。

 

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まずストーリーですね。

私はTOSを三周プレイ済みですが、あの完結したストーリーによくねじ込んだなというのは二周やっても変わりませんでした。

私はあのストーリーが割りと好きですね。ちょっと中盤がｇｄｇｄになりかけでしたが、そこはちょっとずつ紐が解けていく秘密によって上手く中和していっているかなと。引き込みは上手いと思います。

 

ただ、作中では説明不足な点も多くてうーんってところもあったり。

想像にお任せします、って言ってももっと補完してほしかった。

何周してももやもやするところはあるでしょうが、でもそこを差し引いてもよく出来たストーリーでした。

 

 

そんで、戦闘システム。

硬直が長いのも、もう慣れっこなんで置いておきます。

それよりも、雑魚が硬いという事実の方が大事かな。HPがかなり多めに設定されている敵が多いです。

基本はTOSの戦闘システムを思い浮かべて下されば結構です。

ただ、左下にエレメントグリッドというものが表示されており、場の属性という概念が存在します。

これによって属性技の威力が変化したり、またその属性の敵のHPが一定時間回復する、ユニゾン・アタックにも影響します。敵モンスターを仲間にする時にもこれが非常に重要になります。

 

エミルもマルタも足が速くて使ってて楽しいです。

エミルは空中戦で一気に稼げます。ほとんどの技が空中発動可能で、上昇斬りさえ決まればこっちのもん。色んな組み合わせも出来て楽しい。アクセル無しでも一人で30HIT以上稼げます。地上でもね。

一方マルタは通常攻撃が周囲を巻き込むので地上戦で活躍。また魔法も出来ます。前衛も出来る後衛キャラ。何でもし放題。後半になればなるほど壊れていきます。

 

秘奥義のカットインも綺麗で好きです。全体絵も良いけど、ああいうカットインのがなんか好きです。特にエミルとアリスのカットイン。かっこいい。

 

文句を言うなら、ユニゾン・アタックと秘奥義のテンポの悪さ。

通常戦闘が悪くないだけに、せっかく溜めたゲージの使う気を起こさせないのは、非常に勿体無い。どうしてこうなったと言いたい。
後は、仲間の作戦の数が多くないこと。もうちょっと増やしてほしかったかな。

 

 

 

キャラクターですが、主人公のエミル、マルタの成長はもちろん見てて気持ち良いです。

最初は本当に言われっぱなしのエミル。でも旅を続けるにつれ自分の意見を言ったり、なんかキレたり、人間らしく色んな表情を見せてくれるようになります。そこが良かったな。いらってするところもあるけど、そこに味があるというか。

マルタもエミルに対して何かと色眼鏡で見がちですが、うざいと思ったらそれまで、とりあえず最後まで見てあげてください。ちゃんとしたヒロインに成長します。

 

が、それ以上に魅力的なのが敵キャラ。リヒターやアリス、デクスはとても個性的でした。サブイベントでしか補完出来ませんが、アリスとデクスの会話は深かったです。見所。

 

TOS組は、キャラとしてはしっかりとしているので、イベントとかは見てて安心。良い所で出番かっさらっていくから悪くはないんだけど、やっぱりパーティキャラとして戦う時にレベル固定＆装備固定っていうのは勿体無い気もする。

戦闘時や戦闘終了の掛け合いも楽しいので、人間は入れたくなるんですよね。

まあこの作品の方向性から見てモンスターを使ってほしいとのことなので、わからなくもないんですけどね。だって、TOS組が普通に使えるんだったらそっち使うもの。

 

スキットも面白いのからシリアスなものまでしっかり揃ってます。

TOS組は既にキャラが確立してそれぞれにエピソードも出来上がってるので、作りやすかったのではないかなと。キャラ崩壊もなく、上手くキャラも使えていると思います。

新キャラのエミル、マルタ、テネブラエもしっかり立ってて、特にこの旅にギャグ担当テネブラエがいなかったらどうなってたのやらって感じです。

 

 

 

後、今回の感想から入れておこうと思った音楽。

こう見えても私、そのゲーム音楽にはまっちゃうとすぐにサントラを買っちゃう性質です。自分がやり込んだゲームで音楽が気に入るとサントラは迷わず購入します。

 

というわけでラタトスクの音楽ですが……イベント戦闘（リヒターやヴァンガード、ラスボス）は個人的に大ヒット。桜庭の本気だと思った。今までテイルズ音楽には目もくれなかったんだけど、感動しちゃった。

後はラタトスクのテーマも中々。やった人にしかわからないだろうけど、空の軌跡3rdのケビンがスティグマ開放した時と同じくらい興奮した。あのBGMも3rdの中ではかなり好きなのだ。

 

後は……本当にゲーム最後にかかる曲。繊細なメロディが好きです。

これはお楽しみということで。オススメです。

 

 

総合的に見て。

他のテイルズ作品と比べると、エスコートということもあってかストーリーも短いしキャラも少ないし、モンスターを仲間にするとか特殊だし異色作品ではあります。

ただ、ストーリーが短く人物が少ない分キャラは深く描かれているし、モンスター育成もはまればポケモン感覚でいける。ポケモンとかDQMとか、そういうの好きならはまれると思う。成長を操作出来たり、特殊変化もあったりで結構遊べます。

クリア時間は30時間ほど。やり込みはモンスター収集＆育成くらい。裏ダンももちろんあります。クエストはあんまり期待しないほうが宜しいかと。

釣りは最後の方は出来なくなるし、カジノとかそういった類もありません。個人的に楽しみだったスキット見放題やサウンドテストも無いようです。これは残念だった。

でも、個人的にこのゲームjに出会えて満足。二回も感想書いちゃうくらい満足。一周がそんなに長くないから気軽に出来るしね。

 

 

ということでここからネタバレ。










 

 

 

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とか言いつつ改まってネタバレありの感想に書くこともないという。

以前考察の記事あげましたけど、中々考えることが多くて大変だった。やっぱり作中補完はもっとしてほしかったな。一つ考えるとまた別のところも気になりだすという悪循環にはまっていっちゃってｗ

 

そういえば結局ホーくんって死んでなかったとか。思いっきりぐさって行ってて生きてるなんて悪運強いよね、彼。

マーグナーもアルテスタのところで捕まえて……あっちはマルタパパと遺書にテセアラ王家にでも突き出したりしてるのかな。うーん。

 

そういやメインキャラで一番の年上ってデクスなんだなと思うとなんか、なんというか。AHAHAHA。

リヒターって絶対サバ読んでるよって思っちゃうよね。だってロイドと一歳差って……見えないよ！

 

後、何度も言ってるけどアステルはもっと登場してほしかった。あの衣装を、ラタトスク復活時と回想でしか使わないなんて勿体無さ過ぎる。

称号による衣装チェンジがあったら、アステル服とか出来たんだろうなぁ……。……研究衣だから戦いづらそうだけど。

衣装チェンジあるなら、個人的にTOSにあった和服親子みたいなの希望です。金髪に和服が似合うかって言われると痛いけど。マルタは浴衣の方が似合いそうだ。マルタにボーイッシュな衣装も良いなー。もんもん。

 

 

 

今は気が向いた時にモンスター収集をちょこちょこしてます。仲間モンスターの関係か、水属性が全く仲間にならなくてそろそろエミルはぐれてもいい。

せっかく水属性二匹に変化させたのに、それでも水属性の三匹目に逃げられるという。10回連続成功スキットは運だなと確信した。一回成功するごとにちゃんとセーブしようと誓った。

そろそろ彫像作っておいて能力値うｐに役立てたいところ。

そしてさっさと裏ダンのボスからキスメットを奪い去りたい。




というわけで、次はツイブレorTOAアニメの感想かな。
最近感想しか書いてないこのブログ、だ　い　じ　ょ　う　ぶ　か。