ポケ迷宮。
ネッツの端っこにあるヴィオののんびり日記的な旧時代的個人ブログ。大体気に入ったゲームについて語ってます。
「最後の一撃は、せつない。」
ワンダと巨像 | プレイステーション® オフィシャルサイト
6/25から7/11の間プレイしていました。
SCE不朽の名作であるICOの続編であるワンダと巨像をプレイしました。
このゲームは2005年にPS2で日本、そしてアメリカで発売されました。そして2011年にはHDリマスタされたものがPS3で発売されました。その際に同じ開発チームが関わっている『ICO』もついたパックが発売されています。当方はこれを入手してプレイに励みました。
ICOのレビューはこちら→ICO クリア後感想レビュー(ネタバレ無
このゲームのジャンルはアクションアドベンチャーです。
クリアするまでの時間は20時間近くだったと思います。
ちなみに、ICOと同じくPS3にリマスタされた時にトロフィー機能はきちんとついています。
巨大な敵と戦うたびに傷ついていく主人公
その世界では望めば死者の魂を取り戻せると伝え聞く
青年の名は、ワンダ
足を踏み入れることを固く禁じられた地へと向かう
魂を失った少女を救うために
(オフィシャルサイト STORYの頁より)
ストーリーは青年が馬に跨るところから始まります。そして少しの会話があり、世界観の説明が少し入ります。
公式のストーリー説明にでもあるように、青年は少女を救うために巨像と戦うことになります。簡単に言ってしまえばそれだけのお話です。それ以上でも以下でもありません。シンプルであるからとても解りやすくプレイヤーに伝わるのだと思います。
レベルアップも体力もない、UIもない終始映画のような画面
上動画は4gamerによるプレイムービーです。
『ICO』が縦に広いマップであるならば、本作は横に広いマップ。そして『ICO』が探索&謎解き重視のゲームなら、本作は戦闘がメインのゲーム。
アクションゲームといえば1つずつステージや章があって、道中で雑魚敵と戦って、最奥にいるボスを倒してクリアするゲームであると思います。
ですがこのゲームは「道中で雑魚敵と戦って」という段階はありません。目的地へひたすら馬を駆ってそこで巨大なボス(巨像)と戦います。それを何回も繰り返して進めていくゲームです。
簡単に言えばフィールドを走ってひたすらボスバトルをしていくゲームです。こういうゲームって中々ないですよね。非常に珍しい作りであると思います。
ボスでありソフトのタイトルにある巨像はそれぞれ弱点を持っていて、そこにどうやってしがみついていくかを探っていくのがメインでしょうか。
こちらの攻撃手段は剣と弓のみ。ただし弓でのダメージはほとんどありません。
大きなダメージを与えるには巨体にしがみつき、剣で突き刺すしかないのです。ではそれをどうやって成すのか、その点は謎解き要素が強いと思います。パズル的な。敵によっては攻撃を始めてから倒すまでの時間よりも、謎を探している時間の方が長いかもしれません。
『ICO』では一切UI関係のものは画面に表示されませんでしたが、この作品では武器の切り替え、HPと普通のアクションゲームにあるような要素の他に腕力というものが存在します。
腕力とは、壁にしがみついていられるゲージ。これは非常に大事なもので巨像に攻撃するには管理がほぼ必須と言えます。これがないと敵の大きな身体にしがみつくことができず、攻めることすら出来なくなるからです。
また、セーブポイントはボス戦の前にありますがこれが若干見つけづらかったのが不満ですかね。自分の視力が悪いのも十分に理由としてありますが、多くのセーブを見逃しました。
ゲームにお決まりの通常音楽は排除したゲームその2
このゲーム特徴的なのが音楽でしょう。ICOと全く同じシステムを取っています。
普段の移動では音楽は流れず、戦闘シーンやイベントシーンのみで流れます。
馬で平地を駆っている間は自然の音だけで、とても没入感があります。
巨像戦のBGMは打って変わって壮大ですね。また、巨像が離れてるとき、巨像にしがみついてるとき等シームレスで音圧が変わります。んー、マリカ8で走ってる時にBGMが変化していくみたいな感じ。
総合評価
とにかく特殊なゲームって思いました。だからこそ味わいがあって印象に残る素晴らしいゲームであると思います。
ワンダと巨像はそういう作品であるように思います。SCE自体雰囲気ゲーはめちゃくちゃ多いですよね。Rainとかパタポンも雰囲気からゲーム性まで、とても良かったゲームであることは覚えています。
巨像と戦うことが目的ですが、大地を馬で駆けているだけでも非常に面白いと思います。広い禁断の大地の中には川や湖、遺跡、森、砂漠と様々な風景が点在しています。出来ることならVitaのようにスクショ機能が欲しかったくらいです。
この記事を見てワンダと巨像の魅力が少しでも伝わればと思いました。
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・どんなゲームでも大体腕前は中の下~上の下辺りに生息
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