2015/02/03 (Tue) テイルズオブ雑多 テイルズオブレーヴユナイティア レビュー（ネタバレなし+あり

1/26にあげるつもりだったんだ……。
完全にクリアしているわけではないが一応30時間くらい触ってる、のかな。たぶん半分は作業してたけど

　かなりきついことも書いてると思う。

　基本的にネタバレはなしで書きます。ネタバレありのところになったら忠告と改行を入れるので、未プレイの方にも読んでいただけると思います。

+短いストーリー+
　元々がタクティクスユニオンというアプリゲーなせいか、ストーリー短い。しかも疑問が残る展開もある。なんでここで皆はここを疑問に思わないんだ？ということを疑問に感じた。

　キャラの扱いはメインに関わる者とサブで回収する者で台詞の差はある。ただサブでも台詞を入れてくれたり絡ませてくれたりするところは好印象。パーティインするそのクエストでしか喋りません！ってことにはならないのは嬉しかった。

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+テンポが悪い戦闘+
　正直、この一言。SRPGは1ターンずつ行動を自分で絞っていってやるものだが、とにかくレベル上げればなんとかなるよって感じ。
　良くも悪くも元であるアプリゲーの枠を出ない。

・レベルが足らないと相手にほとんどダメージを与えられずジリ貧になる。武器の購入などなく、能力値をあげるのはしょぼいアクセかスキルのどちらか。

　まあ、レベル上げはRPGの基本だから別に構わないと思うんですよ。問題はそれを支えるはずのUIがね。
・術を詠唱している仲間のその術の範囲が、後で確認できない。
・遠距離キャラorダッシュスキル持ち優遇。障害物の岩すら通り抜ける魔神剣やブレスを見てとても悲しい気持ちに。何のための障害物よ。近接技しか持たないのはそれを避けなきゃいけないのに。
・敵が沢山出れば出るほど敵のターンが冗長。それはもちろん解ってるはずなんだが、ここのテンポが悪すぎる。早送りさえしてくれれば良いのにそれすらダメだったのか。何か作業しながらこのゲームをやる癖が出来てしまった。反撃もスキルで取らなきゃならないし、最大まであげても確率50%だし、やはりテンポの悪さは感じる。
・術詠唱に対して何も出来ない。中断させる手段がない。つまりまあ、術使う奴は離れるかさっさと倒すかのどっちかにしろ、っていう。
・キャラごとに行動が決まってるので、移動も攻撃もしなかった時はディレイが短く次のターンが早く回ってくるとか、そういうことも出来たら良かったなぁ。
・術技の差別化がしょぼい。消費するAPと威力くらいしか変わらないものも多く、いくら技があってももてあましてる感が凄い。
・中断セーブはあるのにソフトリセットがない。タイトルに戻るもない。なんで？

　ぱっと浮かぶのだけでもこれだけあるのだが……長所も一応ある。
　それは援護システム、つまりサポートである。
　順番が回ってきたキャラが攻撃する時に味方が回復や攻撃の当たる範囲にいれば、一緒に攻撃をしてくれたり回復をしてくれたりする。この行動に使用回数に制限はあるものの遅延はないので気軽に使える。
　この時にボイスありで仲間への掛け合いがあるのが凄く楽しい。例えばルカがティアにサポートを頼めば、
ルカ「『ティア』、援護を！」
ティア「『任せて！』」
　『』の名前だったり好感度によって応対台詞が変わったり。こういう細かい演出は好き。ちなみにサポートのスキル持ちじゃないと名前呼ばれないので注意。基本的に遠距離技のない人はサポートスキルはない。

　と、好感度の話が出たのでここで好感度システムについて。
　好感度システムとは一緒に出撃していたりサポートしあったり回復したりするとたまるもので、これによって二人でのチャットを見ることが出来ます。タクユニではボイスはなかったが、このゲームではもちろんフルボイス。
　自分の場合はむしろここが楽しみでやってる。……のだがこの好感度の上がり方がとにかく緩い。ひたすら緩い。全員に7人分あるので一気に上げようと思うととにかく作業化。その代わりに楽しいチャットが見られると思えば……がんばれ……る……？という感じ。
　
　でもマイソロよりもキャラ崩壊が少なくて嬉しい。マイソロは過激なキャラの差別化と優遇っぷりに辟易してた。

　つまり、このゲームをプレイするなら（発売前から解ってた事だが）キ　ャ　ラ　ド　ラ　マ　と　し　て　割　り　切　れ　。ゲームだと思うな、って感じ。
　ドラマCDのトラックを開放するためにゲーム部分をやってるような感じ。もういっそストーリー全体もドラマCDだなと思ったほうが幸せかもしれない。自分は声を聴くのが好きだからそう思えば頑張れた。ただ……マップのやり直しが出来る割にストーリーが何度も再生できるわけでもないことに驚いた。どうせワンボタンでスキップ出来るんだし……。
　あ、でも立ち絵は今までのテイルズの作品でかなりレベル高いと思う。噂によると支部絵師らしいが定かではない。そして身長を忠実に再現しているせいかルカとかエミルが高かったり、リタとかちっちゃかったりする。こういうのを堪能できるのもお祭りゲーならではだと思う。

　ということでレビュー終了。短くてゴメンナサイ。結構ボロクソ言っててゴメンナサイ。
　でもキャラの掛け合いや声を聞くのが好きな自分にとっては良いゲームでしたよ。
　以下ネタバレありの感想です。ネタバレというほどストーリーのことは語ってないけども。
　自分の好みを好き勝手に放出してます。

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　正直つらつらと暗い事書くレビューよりも自分の好きなのを暴走させたこっちを書きたかったです。

　最後の8人のメンバーは殆どこんな感じ。上から攻撃→サポ
・ヴェイグ
　→主力攻撃。身内がやったのを引継ぎしたのでダッシュの書をすぐにヴェイグにあげた。なんか範囲技が無影衝しかないし冷遇されてる？タクユニではダッシュも魔神剣もあったらしいし、なんかショック。というか原作最強の幻魔衝裂破が範囲技じゃないことに異議を申し立てたい。確かにステは強いけどさ。
・エミル
　→主力攻撃2。なんでか一番死んでた。術技は可もなく不可もなくな構成でやっぱり範囲技がない。戦闘中は下の絵はエミルで上の絵がラタさんなのが嬉しかった。お得で。
・ルーク
　→主力攻撃3。烈震天衝で相手の防御を下げたり、剛招来で攻撃を底上げ。かなり使いやすいアタッカーだと思う。秘奥義も範囲だし。ストーリーでも優遇気味で結構嬉しい。ルークは長髪に限る。
・ルカ
　→主力攻撃4。集気法万歳。術も使えて心強い。ただダッシュがないので追いつくのに必死。
・ルビア
　→魔法役1。今回ルビアはストーリーで大活躍で嬉しい限りです。やっぱりルビアは可愛い。そしてそれ以上に強い。特に最後は闇相手ばかりなのでセイクリッドシャインすると敵は死んでいた。
・メルディ
　→魔法役2。後半はルビアとメルディの秘奥義で敵は死ぬ。最終的にインディグまで覚えてびびった。詠唱長すぎてあんま使えないが……。そういえば南さんの演技ちょっと変わったよね。
・フレン
　→回復役。最初は要塞ｷﾀｰと思ってたんだけど後半になるにつれなんか微妙に感じた。やっぱ原作通りには行かないよな……いや行ってたら困るんだけど。後半は出さないことも結構あった。

　穴埋めにはクレス、スパーダをよく使ってたと思う。ガイも序盤こそ使ってたが長髪ルーク来たら速攻チェンジしちゃいました。

　なんか主人公ばっかだな……それに男がやっぱ多くなってしまった。本当はルーティやファラやイリアが欲しかったんだよね。大好きなヒルダさんとかもう期待すらしてない。
　好きなマルタはいるけど加入タイミングが遅すぎる。来てから存分に使ってあげてるけど。
　それにカイルがいたら絶対、100%入れたのだ……入れたのだが……何故いないんだ…。

　ストーリーではヴェイグさんが序盤に現れしかも最後までそれなりに台詞をもらってて嬉しかった。自分はヴェイグさんに一生付いていきます。


　まだ好感度会話埋めてる最中なんだけど、今までで一番良かったのどれかなぁ。ヴェイグ＆レイヴンとか、ヴェイグ＆コハクとか、ルビア＆ゼロスとか、クレス＆ルカとか、メルディ＆ゼロスとか、マルタ＆アニーとか……一番は選べないなぁ。でも異作品間のキャラの方が面白い。え、こいつらの会話？想像できない！っていうのを開けていくのが一番楽しい。それこそ最初にあげたヴェイグ＆レイヴンとかさ。
　全員に均等にあるから集めがいがある……といいたいけどやっぱDLCマップのラブグミをもっと増やすとか好感度引継ぎやって欲しかった。っていうか好感度倍ってグレードショップにあったのな……あれ、グレードショップのこれ取ってないような気がする……なんか無駄に頑張ってる……？

　仕方ない、今あるラブグミ全部消化してナハト編やるか←実はまだやってない
　全員最初から出せばマルタもカイウスもスタンも使えるし、やるかね。

　あ、テルぽん可愛いよね。小さいテルぽんのぬいぐるみはまだですか？個人的には最後の自信がついたテルぽんよりも、えとえと……てどもってるテルぽんのが好き。