ポケ迷宮。

ネッツの端っこにあるヴィオののんびり日記的な旧時代的個人ブログ。大体気に入ったゲームについて語ってます。

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本当に、実らぬ恋……なのですか?








ロミオ×ジュリエット
 
  2007年4月~9月深夜放送のアニメです。
  ただただ切なくて、暖かい恋の物語。
  このアニメはそんなお話です。
 

本日見終えたのでレビュー。空白沢山入れた後、ネタバレ全開の感想を書くので注意。
 




ストーリー
このアニメは、タイトル通り、ウィリアム・シェイクスピアの有名な戯曲「ロミオとジュリエット」を題材としています。
舞台は空中浮遊都市ネオ・ヴェローナ。
ジュリエットは、城で行われた舞踏会でロミオ出会い、恋に落ちる――


 
キャラクター
タイトル通り、主人公の二人はロミオジュリエット
ヒロインであるジュリエットは正義感溢れる性格で、顔を隠し「赤い旋風(かぜ)」と名乗りながら大公モンタギューの圧制と抵抗している。さくっと言えばかっこいい&可愛いヒロイン。
ヒーローのロミオは、現大公の一人息子。父親の圧制には反対しており、城では窮屈な思いをしている。竜馬であるシエロと空を飛ぶのが趣味。さくっと言えば、好青年でちょい意固地なとこがあるヒーロー。

ロミオとジュリエット。咲き誇っている花はアイリスの花。


他にもジュリエットのお姉さん的存在のコーディリアや、ジュリエットと仲の良い少年アントニオ、
ロミオの婚約者でお嬢様なハーマイオニ、ロミオの親友のペンヴォーリオ、
町医者であるランスロット、芝居小屋のオーナーであるウィリアム・シェイクスピア等々。
無駄の無い魅力的なキャラクターばかりが集い、その部分も是非見て欲しいところ。



 
作画
終始、丁寧な作画です。全25話、一貫した作画に安心して見られたのは自分でも驚き。
作画崩壊してるなと思ったのは一話だけ。それも一部。
もうとにかく綺麗です。
街の風景も美麗で、雰囲気のよさは抜群。
演出も鮮麗されていて、中々見ごたえがありました。


シエロに跨るロミオとジュリエット。霧に包まれるネオ・ヴェローナがとても幻想的に描かれている。


 

音楽
まず注目して欲しいのがOPとEDだろう。
OPの美麗さと、EDの激しいV系ロック調。
批判も多いようだが、この物語の魅力をしっかり捉えている構成であると私は思ってる。
ロミオとジュリエットという綺麗な愛と、一方で家を背負う者同士の戦い。
後期EDはバラードに変更になりますが、それも良い曲です。
また作中の音楽も完成度が高く、世界観に溶け込んでいる。サントラも出ているので、気に入ったなら是非。


 

全体的評価とすれば、中盤までの温かみはとても評価できます。最高です。
問題なのは後半がかなりファンタジーの色が濃くなりトンデモ展開で付いていけないところ。唯一この作品で勿体無いと思うところか……。
ひょっとするとロミオの性格は好き嫌いが出るかもしれません。

 
それでも十分に人に薦めることが出来る作品です。
自分達の血筋や周囲の想いの重さで、純愛を素直に通せない二人。
その二人が、どうやって未来を切り開いていくのか。
そして、どういう結末を迎えるのか。
興味が沸いたのでしたら、是非彼らの恋物語をご視聴下さい。
 
以下、ネタバレだらけの感想。





















 


というわけで独白だらけの感想タイム。

悲劇の『ロミオとジュリエット』をどう仕上げるかが見ごたえでしたが、終盤のストーリーついていけなかった。感動はしたけど!感動はしたんだけど!ちょっとすっきりしないかな。
一方で中盤まではかなり出来が良くてぐいぐい惹きこまれた。樹が出てきた辺りから頭の上に疑問符が。
改めて一話見るとちゃーんと複線張ってあったようだ。覚えてねえよ。

実は原作は読んだことないのですが、先ほど少しだけどんな話か見てきました。
もうちょっと原作に添った終わり方でも良かったような、と思わなくも無い。っていうか普通にそう思う。


3話からロミオかっこよすぎて惚れた。ジュリエットは1話からかっこよかった&かわいかったけど。
ロミオとジュリエットで有名な「ロミオ、あなたはどうしてロミオなの?」は10話で。ここでの音楽が素晴らしい。

なんとなく、序盤からBASARAみたいだなって思いました。田村先生の漫画のね。
二人でこっそり会いながら敵対するっていう感じが。
進めば進むほど、なんか違うとは思いましたが。
 
 
好きなキャラは主役二人とアントニオ。最後までジュリエットを慕ってて可愛いです。
ジュリエットはもう髪の毛さらさらしてて、コーディリアと一緒に梳かしてあげたい!
ロミオは物語中結構成長したキャラなのかな。鉱山で随分物の見方変わったね。でも最後の主張はちょっとジュリエットしか見て無さ過ぎて怖かったよ。でも一番好きなキャラ。
フランシスコさんの弓矢捌きにも惚れたけど。弓矢フェチです。嘘です。
後はなんといってもウィリー。彼のキャラ設定は衝撃的だったけど、台詞回しとか性格が良かった。
 
 
個人的神回は7話(祭りの中で追いかけっこ)、11話(愛の逃避行、シエロさよなら回)、22話(モンタギューとの対面)、24話(最終回)。
ロミオとジュリエットの7話のキスが良いわぁ。ロミオからっていうのがもう。なんか泣きそうになっちゃった。
7話もそうだが、この二人の再会は全部綺麗に描かれてるのが好感が持てた。会うたびに涙腺緩みそうだった。

 
声優ネタ。
ロミオが大宙ということで、ツンデレなヒューバート、ヤンデレなロロ、好青年なロミオの三つを知ったわけですが、今までの中で一番ぴったりな気がしたかしら。
しかし全員弟キャラってどういうことなのよ。まあ実弟、義弟、腹違い弟と、一口で弟と言っても色々ありますけどね。
 
涼ちんのショタキャラは相変わらず可愛すぎる。
ちょっと悪役なかっきーのキャラ、マキューシオは違う一面が見られた。
ハーマイオニ役のさぁやは、今ラジオでさぁやの声聴きまくってるけどぴったりだって思ったな。
川澄エミリアも可愛かったし、なんといっても井上ウィリーが最高だった。
 
それにしても一言喋ったらすぐわかるなー鳥海と置鮎。






さて、次のアニメは何見よっかなー。
手元にある漫画原作のアニメ二つは絶対見るつもりなんだけど、片方が4クールと長め。
長くない方を見るにしても漫画の内容ほとんど忘れてもうたがな。補完し損ねた。

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