ポケ迷宮。
ネッツの端っこにあるヴィオののんびり日記的な旧時代的個人ブログ。大体気に入ったゲームについて語ってます。
レビュー遅いわ!とか言われそう。
ようやくクリアしたのでレビュー書きます。遅いって言われても書きます。
発売日の2016年7月21日から始め。1か月放置してからまた手を付け始め、10/1にクリア。
クリアまでの時間は約30時間。難易度はノーマルです。
イースVIII -Lacrimosa of DANA- 公式サイト はこちらですが、ファルコムの公式サイトはネタバレ多い気がするので(特にキャラ紹介で)、なるべくなら記事に載せてある動画等で判断した方が良いかな、なんて感じます。
《プレイヤーデータ》
・イースシリーズは6、7、フェルガナ、セルセタをプレイ済み。7は最大難易度クリア済み。
戦闘にハマったイースはフェルガナと7。一番面白いのは8プレイ後もフェルガナだと思ってます
・普段は主にRPGをプレイ
☆無人島に隠された謎、アドルの夢に出てくる少女ダーナとは……?
グリーク南方の多島海“ゲーテ海”に浮かぶその島の海域では航行する船が謎の沈没を遂げるという噂があった。
サンドリアからエレシア大陸に向かう旅客船《ロンバルディア号》に乗り込んだアドルは突然船を襲った巨大海洋生物によって乗客たちとともに船の沈没に巻き込まれる。
目を覚ますとそこは輝くような白い砂浜の広がる海岸。沖に目をやったアドルは気づく。
その島が“永遠に呪われた島” 《セイレン島》であることに。
(公式サイト 世界観プロローグの頁より)
なんと今回の舞台は、永遠に呪われた島と言われる島。無人島です。
無人島らしくザ・サバイバルというほどのことはしませんが、この島に隠された秘密を明かしながら主人公アドルが冒険していきます。
ストーリークリアしてから振り返った感想ですが、盛り上がりや落ち着いた雰囲気のところもあるのはよかったですね。
イースといえばアドルですが、アドル以上に今回注目されたのはもう一人の主人公とされた少女ダーナ。
ヒロイン、ではなくて主人公。実際にゲームをやってみて納得しました。
ダーナが根底にある物語である、と同時にアドルも一切隠れることない演出は見事。
ただ、やはり問題に感じているのがキャラクターの台詞……いわゆるテキスト。
ライターの癖が相変わらず出てます。いちいち会話の前に笑い声が入っていたり、同じ単語(せいぜい等)ばかり使われているのは成長していないなと思わざるを得ませんでした。かなりの人がファルコム作品のゲームをして指摘している部分でもあるので、もっと意見を受け止めてほしいなと感じました。
☆イース7の正統進化した戦闘
上記は公式のプレイ動画です。UI関係を省いた動画ですが、戦闘の雰囲気を感じてもらうのにいい動画だと思ったので張りました。
本作品はフィールドを歩いて出会う敵をなぎ倒して進んでいくARPGです。
そのアクション部分について、これから説明したいと思います。
Q,基本的にはどんな感じなの?
三人パーティを組み、フィールドを歩きます。
野原だったり、山だったり、洞窟だったり、フィールドは結構広いです。が、オープンワールドとかだったりはしません。段差も通れるところと通れないところははっきりしています。
その広さを探索するためのアシスト機能は充実しています。
・フィールドのあちこちにある回復ポイントに一度でも立ち寄るとマップからワープ可能になる
・ダッシュの速度は非常に速く、移動速度でストレスを感じることは一切無い
・どこでもセーブ
・キーコンフィグあり
・マップを開くのはボタン意外でも画面タッチでも可能で、UI関係にも不満が出ることは無い
・マップの切り替えのロードは普通。特別に長いわけでも短いわけでもない。処理落ちも戦闘はほぼない(イベントで人物が沢山映るとかくかくになりますが)。
自分が操作するのはもちろん一人だけ。残りの二人は後ろにくっついて戦闘に参加するCPUです。しかし、キャラのチェンジはワンボタンで手軽に行えます。
それぞれのキャラクターには「斬」「射」「打」の攻撃属性のどれかが割り振られています。たとえば、主人公のアドルは武器を剣としており属性は「斬」です。
この属性、何の役に立つのかというと、敵の弱点を突くための要素になっています。弱点を持つ敵は、弱点属性で攻撃しないとまともにダメージが入りません。
そして、弱点を突くと大ダメージを与えられるだけではありません。ブレイクゲージが溜まって相手をブレイク、一定時間行動不能にさせるだけじゃなく弱点のつけない味方の攻撃もしっかり通るようになります。特に雑魚敵と戦う時はこのブレイクを狙っていくと探索もスムーズに行くでしょう。雑魚戦がスピーディに進むのもこの要素のおかげです。
ここまで聞いて心配の種としてあるかもしれませんが、スピーディさを意識し過ぎて雑魚敵が弱すぎるというものでもないのでご安心を。所々に主人公たちのレベルに不釣り合いの敵が現れたり、そんな敵を避けたり、いっそ打倒してしてしまうのも自由。
また、ボス戦は油断すればすぐにHP0になる緊張感もあったので、歯ごたえはありました。
この「イースVIII -Lacrimosa of DANA-」が出る前に、Vitaにはもう一つイースが出ていることをご存じの方もいらっしゃるでしょう。そう、「イース セルセタの樹海」です。
個人的にはセルセタは少し大味だなと感じていました。その大味に感じた要素は後に説明する「フラッシュムーブ」とキャラバランスだったんです。
主人公が強いのはまあ良いんだけど、それ以外のキャラが格差があるんですね。
今回は主人公のアドルが一人頭角を現している以外、他のキャラクターのバランスは非常にいいと思っています。その点についても今回の
Q,相手の攻撃を避ける手段って何があるの?
攻撃を避けるための手段は二つ。回避と防御です。
『回避』
基本的には相手との距離を取るために使います。走るよりも瞬間的に距離を離せるのが特徴です。
また、攻撃が当たるタイミングで回避をすると「フラッシュムーブ」が発生します。これは相手の動きが遅くなり一定時間無敵時間が発生するというもの。
個人的にはvita一作目のセルセタではこれで大味になっていた印象なんですが、今回は一切それは感じませんでした。判定がきつくなったのでしょうか?後述する「フラッシュガード」と使い分けが楽しかったですね。
『防御』
防御は常に盾を構えてガード状態、のようなものではありません。
ただ一つ、相手の攻撃を受けるタイミングで防御ボタンを押すと「フラッシュガード」が発動します。
発動すれば攻撃を弾いて完全無効化、更に一定時間全ての攻撃がクリティカルヒットになります。ただしフラッシュムーブと違い、この一定時間の間に敵の攻撃は多少受けます。
特徴をまとめると
・フラッシュムーブ
一定時間無敵
相手の動きが遅くなる
・フラッシュガード
一定時間全ての攻撃がクリティカル
Q,敵への攻撃手段は通常攻撃と何があるの?
敵と戦っている最中に、キャラクターはスキルを閃きます。
スキルを使用するにはスキルポイント(SP)が必要です。
このSPというのが非常に溜めやすいのでスキルはほぼ使い放題と言っても過言ではないと思います。
というのも、溜め攻撃で溜めることが出来るのですが、溜め攻撃自体「通常攻撃を一定時間行わなければ通常攻撃が勝手に溜め攻撃に変化する」というもの。溜め攻撃というよりも初手攻撃みたいな感覚ですね。
その溜め攻撃一回でSPの軽いスキルなら4、5回打てるくらい、重いのでも一回は十分打てるレベルなので、どの程度かわかっていただけるかと思います。
Q,カスタマイズ要素ってあんの?
冒険の助けになる武具の作成や強化が行えます。
・武器強化
素材を集めて鍛冶屋に持っていくと強化してくれます
ストーリーの区切りごとに作れる武器は解放されていきます。
なお、武器は一人一本しか持てず、強化前の武器は戻ることはありません。
・防具/アクセ作成
身体枠1つ、腕枠1つ、アクセサリ枠2つの系4つの装備が可能です。
基本的には身体はに防御アップ、腕も防御アップ+追加効果、アクセは幅広く色んなものがあります。
また、冒険具と呼ばれる冒険の助けになる装備品があります。例えばマップ上にある蔦を伝えるようになる冒険具や、洞窟の暗がりを照らす冒険具など。そのほとんどは物語上で手に入ります。
☆納得のクオリティを誇るゲームサウンド
ここは流石ファルコムと言ったところでしょうか。
フィールド、戦闘、イベント、そして何よりタイトル画面の曲等々素晴らしい曲の数々。ゲーム音楽として注目され続けている質の良さをまた実感することになりました。
また自分の家にあるサントラコレクションが増えることになりそうです……。
☆総評
イース7を楽しめた方には迷わずお勧めしたい。もういっそ押し付けたい。
また、携帯機で手軽にスタイリッシュなアクションをしたい方にもお勧めしたい。フィールドに流れる音楽に身体を揺らしながら雑魚敵を蹴散らし、時にボス戦に手に汗握り。
戦闘の緩急は流石だなと感じました。
ストーリーについても島に隠された神秘を少しずつ解き明かしていく、という過程は非常に面白く、先の気になるゲームでした。
ですが、その魅力的なストーリーを彩るための演出面やキャラクターの台詞等はまだまだ未熟なところも多い印象があります。グラフィックに関しては自分は一切気にしないのですが、台詞はもう少し工夫が欲しいところですね。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
この記事によって誰か一人でも「イースVIII -Lacrimosa of DANA-」をプレイしてくださる方が増えてくださると幸いです。
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HN:ヴィオHP:性別:非公開自己紹介:・色々なジャンルのゲームを触る自称ゲーマー
・どんなゲームでも大体腕前は中の下~上の下辺りに生息
・小説(ゲームの二次創作)書いたり、ゲーム内の台詞まとめたり
【所持ゲーム機】
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