ポケ迷宮。

ネッツの端っこにあるヴィオののんびり日記的な旧時代的個人ブログ。大体気に入ったゲームについて語ってます。

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 16'4(21に発売したSTGです。
 開発はベヨネッタ、大神、The Wonderful 101等を製作したプラチナゲームズです。今はニーアの新作やスケイルバウンドの開発真っ最中で、話題になっている会社ですね。発売は任天堂です。
 ざっと一周プレイと別ルートステージをちらほらやったのでクリア後のレビューをざっとしようかと思います。

 『スターフォックスガード』も封入されているWパックを買いましたが、今回はガードのレビューはいたしません。

【プレイヤーデータ】
・スタフォは3DS版64をプレイ済み。コマンドは途中までプレイ
・STGは色々と経験しているがそこまで上手くはない








☆システム面に挑戦しまくっているスターフォックス
 一通りやった感想がこれでした。
 とにかく万人に受けるゲームではないと思います。非常に人を選びます
 名作と称されている64を意識した要素がいくつかあります(実際に意識しているそうです)が、正統進化と純粋に謳うには少し厳しいかもしれません。
 

1.新たな操作方法に挑戦
2.立体音響に挑戦
3.色々な乗り物に挑戦

 こんな感じでスタフォ零で挑戦していると感じた項目を紹介していこうかなと。



1.新たな操作方法に挑戦
 この作品一番の賛否両論部分、操作性です。

 左スライドパッドで移動
 右スライドパッドで機体の傾き
 ジャイロで照準

 スプラトゥーンや新・光神話パルテナの鏡で感じたような「ハマるとハマる」という操作感がありました。
 逆に言ってしまえば「ハマらなければハマらない」。人を選ぶゲームだというのはここからきています。
 こういうゲームの場合、自分に合ってるだろうか合ってないだろうかというのは購入前では判断が難しいですよね。体験版が配信されていればそれに越したことはないのですが、体験版はこの作品にはありません。
 プレイしている感覚がどんな感じなのかを見たい方は芸人よゐこの濱口がプレイしている下記の動画を参考にしていただければと思います。全35分と長いですが、本作の紹介は26分までです(それ以降は同時発売されたスターフォックスガードの紹介)。



 なんというか、見て解る通り、操作が単純では無いですよね?
 一口に相手に攻撃を当てると言っても「左スティックで移動してジャイロで狙う」っていう操作が必要で、同時にやらねばならないことが多いです。

 と言ってもジャイロが必須になるのはそんなに無いんです。
 ベルト式というか、オートスクロールというか、あまりSTG用語に詳しくはないんですがそういったところはジャイロの必要性はあまり感じませんでした。時々思い出して、あ、そういえばあるんだったわ、ってなる程度でした。

 その代わり、ボスと戦うときのオールレンジモード……ようはプレイヤー自身が3Dマップを自由に動けるようになるモードでジャイロはかなり重要になってきます。
 細かな照準をジャイロで狙うのが短時間クリアへの近道です。

 こんな操作方法だから、なのですがキーコンフィグがあればよかったと非常に感じます。
 自分はジャイロの操作に慣れて楽しめたから良かったものの、ジャイロが苦手な人はこのゲームは向いてないでしょう。
 またコンフィグついでに話すと、このゲームは弾き入力に非常に敏感です。意図していない時に別の操作が出ることもあるため、その辺りの設定もコンフィグとしてほしかったですね。


【『1.新たな操作方法に挑戦』まとめ
・WiiUゲームパッドを使った照準にハマるかハマらないかは人次第
・ジャイロを切ったり、キーコンフィグを変えたりコントローラの融通は利かない





2.立体音響に挑戦
 ゲームパッドから聴こえる仲間や相手の声、音が臨場感に溢れています。
 本当に操縦士のフォックスになったかのような錯覚を起こします。それくらい素敵な要素です。
 このことは上記に貼ったゲームセンターDXで濱口も同じようなことを言っていました。

【『2.立体音響に挑戦』まとめ】
・手元にあるゲームパッドからリアルな音が聴こえてくるのがGood




3.色々な乗り物に挑戦
 これは賛否両論の部分があるように思いますね。
 過去作にも空を飛ぶ意外に地上を走る戦車ランドマスターがあったりしました。

 今回は、普段フォックス達が乗っているアーウィン、戦車ランドマスター以外にも乗り物が更に増えました。

 ドローン型のジャイロウィングというものもあります。ですが、これは探索として用いられるもので、この機体を操作している間やっていることはアドベンチャーシューティング。64と比べると毛色が変わってますよね。
 ここの部分に、プレイヤーが何を期待するかということで評価が変わってくると思います。
 
 ずっとベルト式のSTGがしたいならばこの部分は非常に合いませんよね。逆に、いろいろな系統のSTGがしたい方ならば楽しめる要素だと思います。

【『3.色々な乗り物に挑戦』まとめ】
・ベルト式、3D、探索と様々なSTGが楽しめる
・どれか一つを求めてる人には向かない





 大きくここまで三つの項目に絞って、このゲームはどんな感じなのか、ということを記述してきました。
 以上の三つに入らないものですが是非伝えたいことを簡単に箇条書きします。

・カスタマイズ/育成機能はなし(マップ上のアイテムを取ることで射撃が二本になったりツーロックできたりする程度
・オンライン機能はなし
・ストーリーのしっかりあるゲームではありません。あくまでもSTG部分がメイン
・二人プレイ可能。一人が機体を操り、一人が照準し撃つ


☆総評

 スタフォファンにも、STGファンにも、全ての方に胸を張ってオススメはしづらいです。
 しかし、ゲームとして新しいことにチャレンジしその理想を実現させている情熱を感じました。
 何度も言いますが、この操作感覚に「ハマればハマります」の一言をやはりつけたいですね。自分は直感的に、また細かな操作も出来る左右スティックとジャイロの組み合わせは気に入りました。

 スプラトゥーンの合間に別のゲームしたいなぁとか、スマブラでフォックス知ったから触ってみようかなぁとか。そんな気持ちで見ている方もいると思いますが、そういった方はまず動画から見てみてください。
 新しく挑戦したゼロを触るのもいいですし、名作と謳われている3DS版64をプレイするのも選択肢としてはありかもしれません。どちらかプレイして気に入ったなら、もう片方を買って共通の要素でにやにやしていただければと思います。



 一人でもこのゲームの魅力を感じて、手に取っていただければ幸いです。
 ここまで読んでくださりありがとうございました。

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