2014/08/15 (Fri) 任天堂機ゲーム雑多 ゼルダ無双一通りやったのでレビュー

ゼルダ無双　公式サイト

　一日フラゲしてからのんびり進めてきたゼルダ無双について、レビューします。
　ネタバレはないのでご安心を。

【当方の情報】
・トレジャーボックスを購入しました。画像はパケだけしか撮ってませんが……。この記事では特典の感想について深くは書きません。あくまでゲーム内の評価をします。
・今のところのプレイ時間は20時間強。
　　→30時間ほど。
・操作しているコントローラーはゲームパッドです。リモヌンやUProコンはしてません。
　　→UProコンプレイを少しだけしました。
・ゼルダシリーズはトワイライトプリンセス、時オカ（途中）のみプレイ。姫川漫画は全所持。
・無双シリーズは初プレイです。
・複数プレイはまだ行ってません。
　　→少しだけしました。

14'8'19 　各項目微修正（修正/追加は青字）

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ストーリー
　大まかなあらすじは省きます。
　このゲームのストーリーは「レジェンドモード」という名で選択できます。
　大体のプレイ時間は覚えていませんが、10時間ほどかなと思います。
　中々に勢いのあるストーリーというか、細けぇこたぁ良いんだよ！みたいなノリもちょっとあるかなと。
　流れとしては盛り上がりも多く、先が気になる展開も。一気にプレイして楽しませてもらいました。
　

　ただ、作品間の絡みが少なめどころかほぼ無いなのが残念かな。そこまで詰め込むと大変なのかもしれないけど、せっかくのお祭りなので、もっとクロスオーバーな感じで絡んで欲しかったかも。


　追加DLもあるので、そちらにも期待。

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キャラクター
　リンク、ゼルダ、ガノンドロフとシリーズ共通のキャラはもちろん、『時のオカリナ』『トワイライトプリンセス』『スカイウォードソード』の据え置き3Dゼルダから様々なキャラがゲストに参戦。プレイアブルもいれば敵キャラもいます。
　具体的には公式を、と言いたいですが名前だけここに列挙。
『時のオカリナ』
　→ダルニア　ルト　※シークはいますが、時オカ枠ではありません
『トワイライトプリンセス』
　→ミドナ　アゲハ　ザント
『スカイウォードソード』
　→ファイ　ギラヒム　※似たようなインパはいますがry

　戦闘中に左下にコメントテキストが出るんですが、キャラの崩壊はほぼなかったです。こういうお祭りゲーでキャラを崩されるゲームもそれなりにあるので。
　モーションにおいてもキャラの特徴がはっきり出てます。ファンタジックな世界観ということもあって、魔法などでエフェクトも派手。リンクのなんちゃってロッドとかとにかく派手。

　また、オリジナルのキャラですが、最初期に感じた派手だなぁなんか違うなぁという印象は段々薄れていきました。
　特にプレイアブルにもなっているラナは健気で表情も豊か、とても素晴らしく仕上がっていると思います。
　正直、ここに心配していたのもアホらしくなるくらいです。


　キャラついでにコスチュームについて。
　公式サイトのトップを下へスクロールしていけば判りますが、初回やプレミアムボックス、トレジャーボックスに付いている時オカ、トワプリ、スカウォのコスチュームは後日DLCで販売されます。
　コスチュームを変えた動画は公式でも見られるのですが、私の感想を言うと、出来が素晴らしくてうっとりしてしまいました。無双のデザイン好きなので、まだそんなに使っていませんが……。

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システム
　腰を入れて書くと長くなるので、気になったところを箇条書きで。
　まずは美点。
・アクションとして大事なキーコンフィグあり。大体は無双スタイルでしっくり来るとは思うけど。
・ウィークポイントスマッシュの動きが各キャラに用意されていて見飽きない。爽快。もちろん、宝箱や魔力解放、アイテムの使用もキャラの特色が出てて良い。
・ダッシュが早い。スティック倒して4秒くらいでダッシュ動作には入るが、そんなことせずとも回避からすぐにダッシュに移れるためにストレスレスで動かすことができる。移動にエポナ（馬）はいないが、ファンサービスで馬に乗ってるリンクは映像で見れます。
・チェックポイントあり。途中で敗北になってしまっても、チェックポイントからやり直せば、途中からやり直すことができる。初見殺しのマップ等で快適に出来てありがたかった。また、中断セーブもあり。
・キャラの大きな格差が感じない。動きが重過ぎるんじゃないか？と言われてたダルニアもいざやってみると殲滅力が中々にある。逆に軽くてそれがないのでは？と思われてたリンクの片手剣は素早い攻撃と範囲の広い突進技もあるので使いにくいなどは一切感じない。もちろん多少はあるけどね。
・処理落ちがない。あっても気にならない程度。すげー快適。
・もちろんゲームパッドのみでプレイ可能。テレビの大画面でやって、疲れたらごろごろ。そんなプレイも可能。

　次に欠点。
・ボムや弓や等のアイテム選択。ゲームパッドのスクリーンか十字キーの左右で行うのですが、これが微妙にやりにくい。タッチはもっとアバウトにしても選択できるようにしてほしい。住持キー操作では走りながら選択できない（かといって他にボタンもないのだが）。
・ゲームパッドに載せる情報が微妙。味方の砦のHPとか。キャラをタッチしたらいる場所がわかるとか。何ページかに分割させて、スライドで別ページを見せたりとか。せっかくのパッドなので、もうちょっと工夫が欲しかった。
・アドベンチャーで「最初から」が欲しかった。ノーダメージクリアのマップでダメージを受けてしまった時に、すぐにやり直したい。という時に「最初から」があればだいぶ楽だと思う。
・ギャラリーで「ムービー」が見たかった。アドベンチャーのOPも今のところタイトル放置でしか見られないので、「ムービー」追加は是非検討して欲しい。
・フリーズ報告がちらほらあるようです。当方もクリア後の読み込みとマスターソード引っこ抜いた次の瞬間にフリーズしました。先週に買って月曜に開け、ゼルダ無双が初ソフト、クーラーの効いた部屋、もちろんファンは塞いでません。よくある読み込みの時のミスのフリーズみたいで、パッチで直ることを期待します。そこまで頻度は多くないのでご安心を。後、フリーズになったらまず機器の様子や周辺をちゃんと見ましょう。
・所持出来る武器の数が10個と少なめ。素材も99と少なめ。個人的には武器99、素材999くらい欲しかった。
・WiiのクラコンProは未対応。


+二人プレイの感想+
　当然ですが、一人プレイよりは敵が少し減り、特にテレビ側では画質も落ちます。少しだけ重いです。
　でも、それは気にならない程度に面白い。あっち行って、こっちやって、とわいわいとやるには丁度良い。
　一人だと端から端までダッシュしなきゃいけないですが、二人だとその部分が軽減されるので楽でもある。

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音楽
　ゼルダの音楽を無双風にアクティブにアレンジ。これがね、聴いててすごく良いんですよ。
　最初のマップからもうね、メインテーマｷﾀｰって感じです。
　サウンドテストでLRを押すと、音楽が変わるのがあるみたいで、そちらも十分楽しめる。

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全体的な評価
　無双は初めて触ったけど、この作品は非常に好感触でした。
　発表当初はえ、ゼルダで無双？ご冗談を。と思ったものでしたが、次々と情報が公開されると愛が詰まっている作品なんだなぁと思いました。ディスクシステムとかのゼルダが好きだった人達が今の開発者になって、このゲームを作っている、という話を聞くとなんか納得してしまうんですね。
　それに、ゼルダに深く関わっているの青沼氏が「好きにやっちゃってください」と言われたにも関わらず「ゼルダならこうだ」「ゼルダならこれはなくてはならない」みたいなことも多かったみたいなんですね。ゼルダ自体がビッグなタイトルですから、気が引けるところもあったようで。
　それでも「もっと無双らしくしてください」と言ったりしてこの形になったとか。「私に出来ないゼルダを作ってほしい」という青沼氏の言葉があったからこそ、ゼルダであり無双である、とても素敵な作品になったのだと思います。これは実際プレイしてて、なるほどなぁと思うわけです。

　しかし、あくまでも無双なので、本編ゼルダのような謎解きばかりを求めるのであれば、このゲームは購入しないほうが良いでしょう。そもそも、何度もプレイするマップで難解な謎解きは必要ですか？作業になってしまい、魅力を感じません。マップの攻略にこういうアイテムが必要である、という程度のもので十分で、繰り返し行うのも苦痛ではありません。

　ストーリーはアクションらしくそこまで長くはありませんが、アドベンチャーモードやスタルチュラ集めなどやりこみ要素は沢山あります。全員のレベルをMAXにするくらいは平気でやり込めそうです。
　ゼルダ無双は一気にやるとボタン連打とかあちこちのこと把握とかで疲れますが、長い間楽しめるゲームになりそうです。
　それに、先ほどのツイッター画像にあったように、長期のサポートもしてくれるようなので、そこも期待です。


　ここまで読んでくださりありがとうございました。