2025/06/26 (Thu) 任天堂機ゲーム雑多 ハンドレッドライン 最終防衛学園 クリア後感想ネタバレだらけ

クリアしました。ゲーム中のプレイ時間出ないからわからんけど、switchのプレイ時間を信じるなら90～95時間で全ED見てるっぽい。複数本体回してるから本当かはわからんけど。

　※ダンガンロンパシリーズのネタバレも含みます。

　ハンドラプレイ中の呟きその1、その2はそれぞれ別記事です。

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＠ストーリー
　全体的に見れば面白かった。正直100個エンドで意味を持たせるのは大変なのは触れる前からわかっていたので、多少のことがあっても気にはしなかったけど、選択編だけはちょっと……反対派ぶちのめす展開がなくて許せません。

　そのやり直しもめんどくさいけど、それダンロンの時からだったしなあと……ダンロンV3で学級裁判の失敗台詞をまとめたことがあり、その時に「ゲームオーバーからリスポンする時結構戻されて地味にめんどくさい」と言ってました。
　そんな奇異なプレイをしてる人物は限られているでしょうが、今回はルート分岐のためにプレイを強要されるのでそこ気になる人は気になるよね。自分も気になったもん。
　でも自分の場合は、まあクリアまで2ヶ月かかってるのからわかるように、一気にプレイはしてないのでまだストレスなかったのかもね。プレイ中にアプデで予鈴飛ばせるようになったし、ムービースキップも短くなったし。


　自分の歩んだルートは、

恋しちゃったんだ→血みどろ（ゾンビ→殺人鬼）→コメディ→デスゲーム→推理（ロック）→ノモケバ→青春→カリスマ澄野→真相解明→→リスタート→さよなら蒼月→独裁政権→蒼月たくさん→イヴァー→選択→まったり→連続防衛→ヴェシネス→サイワイの箱→ワザワイの箱→SF

　かな？箱の話が最後なのから判るようにシナリオロック全然外れず、血みどろやデスゲームをだいぶ最初にやってから箱に行ったので記憶あるようなないような、になってる。謎が明かされていくのは良かったけど、このSFが最後にやるルートで良いのか……？となった。雫原のルートみたいなものなので仕方ないけど、霧藤が薄くなったのが勿体ないなーって。真相解明編や青春編でヒロインはしてるんだけど。
　過子Gと今馬が相対するシーンのスチルが発掘されてるそうなんだが、なんでこれ以上ないくらいそんな絶望的で美味しいお話を没っちゃったの……？


　好きなエンド語らせてくださいでででん。

ハンドラ　ぼくのすきなえんど
003　006　034　044　047　050　066　072　080　087

— ヴィオ (@chiika_kirby) June 20, 2025

　上から、
003→さよなら蒼月編
　蒼月には煮え湯を飲まされ色々と大変な目に遭わされたが、真相解明編、そしてあんなことまでやっても受け入れてもらえなかったさよなら蒼月編で彼が辿り着いた先が本当に切なかった……。これみたいにもっと視点が変わる話見たかったなってのが正直なところ。
006→独裁政権編のカミュン助ける方
　俺達をぞんざいに扱う人類許せないので、これが真のエンドで良いよ。
034→ワザワイの箱編で犯人（霧藤）指摘
　霧藤がカエル食べたいって言った時にﾋｴｯてなってた……生き残りは澄野・雫原・川奈と本当に少ないけど、幽霊イヴァーのやりとりとかが好きなので。ここには並べてないけどイヴァールートも結構好きなんですよね。素のイヴァーが可愛いのでもっと見たかった。
044→ヴェシネス編の心中ルート
　ここまで大天使だった川奈にさっくりされた時も台詞も印象深くて好き。敵の大将と恋愛のようなことをする、これこそまさにマルチエンドだからこそ出来たエンドって感じ。
047→青春編の最終エンド
　このゲームやって青春編嫌いな人、いない説をあげたいと思います。少年漫画的蒼月との戦闘が演出やBGM含めて最強。ラブ＆ピース！
050→ノモケバ編　飴宮と心中ルート
　そもそもこのルートが出来が良い。責任とってお前を殺して俺も死ぬっていうあの流れまでが美、と自分は思っているので、049のノモケバ抱えて生き抜くルートよりはこっちの方が好きです。
066→恋しちゃったんだ編　もこちゃんの膝の上ルート
　何故か最初に突っ込んじゃったルートなので……一応全員生存のハッピールートだぞ！関わる四人以外普段何してるか知らんけど！もこちゃんの膝の上で澄野が疲れて俯いてるのが一番好きなのだ。頑張ったよお前……。
072→血みどろ編（殺人鬼）　ギィ澄野が霧藤を追いかけて雫原に捕まる方
　これ犯人俺じゃね？と思えるシーンしかないまま進めてたりしたその種明かし。澄野Gとここの雫原との会話、そしてその後のキスがなんとも切なさいっぱい。
080→コメディ編　宇宙澄野
　ラブテスターが0でorzする澄野君、「今から澄野拓海が何とかします」の一文、スチルの宇宙澄野と全てが可愛い。
087→デスゲーム編の最終エンド
　デスゲーム編での相方の面影、雫原と組んでた飴宮も凄く良い味出しててさ……人工天体行った時にシェアハウスしよう！っていうあの一枚絵が尊い。敵対してた厄師寺と九十九兄妹との喧嘩っぷりも割と好きなのです。この辺は蒼月への殺意も高かったのもあり、もうどのルート行っても蒼月が悪いってことにしとこか、という気持ちになっていた。


　見た順番に軽い印象も書いちゃおうね～。基本はその～編のエンドを全部見てから他のルートに渡ってます。

【一周目】
　この時はエンドが複数ある、しか知らされてなかったので、もしかして仲間が死んだ回数とかかかったターン数によってエンド変わるんじゃね？と思って結果的に殆ど死なせてなかった、気がする。
　蒼月への印象はかっこいい→かわいい→ｳﾜｧ……ってなりました。まあ、声で既に怪しかったね、うん。それはそう。正直一周目もそれなりに悪くないエンドだったよね、とほかを見て思う。

【恋しちゃったんだ】
　蒼月ころころは止めといて、タイムリープも明かさない方が良くない？とかなんか釘刺されたんで明かさなかった結果、キスするかしないかを迫られ気付いたらこんなところにいました。恋愛脳でごめんなさい。
　澄野君が防衛戦と恋愛のふり幅に疲れてましたが自分もです。
　このルートそのものは嫌いではない。丁度一周目直後でもこちゃんがちゃんといて活躍してるのも、ある意味良かったかも。まあ本編に一切関係ないといえばそれはそう。

【血みどろ（ゾンビ）】
　どう見てもパニック映画です、本当にry
　大鈴木と凶鳥の関係性が強く出てて良かったですね。丸子はなんか物語でよくある感じになっててちょっと可哀想（話的にはなんだこいつって感じではあるけど）ではあった。

【血みどろ（殺人鬼）】
　主人公の記憶が跳んだりカエル食べたいだのしてだいぶ怪しいので案の定澄野だったという流れ。このルートは雫原とのエンドも含めて好きな話の展開でした。最後に霧藤と雫原選ぶのが憎いよね。
　でも蓋を開けると主人公の記憶が跳んでるの（仲間が別に澄野を見た、とか）、SFの連中の仕業でギィ関係ねえ！（厳密には惨殺を止めるために来てるので関係あるけど）みたいなのあったりするとかしないとかで。でもこの裏で動いてたSF編の澄野の心中は穏やかじゃなかったろう……。

【コメディ】
　いや温度差。ここに入れない蒼月かわいそう。彼にコメディなんて出来ないから仕方ないね……え、青春編？なんのことかな。
　やっぱラブテスタ―の澄野が好き過ぎて。それとツッコんだら爆発させられる澄野君も嫌いではない。こんな個性つよつよの中でツッコまないで生きる方が無理というもの。
　未だにサバがこのゲームで一番謎です。あれはなんだったのかわからないので、もう丸子が全部悪いってことで！

【デスゲーム】
　そしてまた温度差。まだ何も起こしていない蒼月をころころしたせいで仲間内の信頼度が地の底に落ちている澄野が見ていて辛かった。
　カミュンはここで初めて出たかな？初めてというかここと真相解明しかいなかった気がするけど。後、現地民と知り合ったので世界観的なお話を知ったのもここが最初か。他はそれどころじゃなかった。
　まさかここでも川奈ちゃんがヒロインしてると思いませんでした。ヒロインしてない女の子他にもいるじゃろが！

【推理】
　犯人はお前だああああ！の時に澄野が銀崎のことをクソチビって言ったのが一番衝撃だったかもしれない。澄野君時々口が悪くなる。良いぞもっとやれ。
　でもここの銀崎、なんで銀崎？となった。デスゲームで真っ先にみんなの代わりに自分が死ねるなら、なんてまで言ってた銀崎が間接的とはいえ人をころころできるのか？
　そんで二つ目、澄野「犯人わかった」　プレイヤー「は？」となったのは自分だけじゃないと思いたい。
　犯人は俺かもしれない、が一番意味不明過ぎて笑ってたけど、そのエンド全然笑えませんでした。
　Xって誰なんだぞい、って時にシナリオロックにかかって長らく遊べなかったけど、過子Gがとんでもない奴でしたね。からの何故か全員集合の見る分にはハッピーかもしれないなな仮初な幸せな感じがなんというか、どう受け止めて良いかわからなかった……。

【ノモケバ】
　開幕霧藤からのフラグがバッキバキに折られたところへ潜り込む怠美。
　この話は結構良かったですね。彼女は献身的というか、デスゲーム編でもかなりいい動きをしていたので怠美の印象自体は既に良かったのだけど、このルートで更にどんとあがった感じ。第二の皆を助けられなかったことに悔いてる澄野も見ていて辛かったけどありゃ仕方ないべ……とも思うのよな。

【青春】
　このルート入る前に嘘吐いてタトゥー作ったら即バレて即檻の中に監禁されてすぐにルート名バレしたのが勿体ない気がしました。蒼月の隣の檻にぶち込まれて澄野が青い顔してるだけで青春全く始まってなかったんですよ。

　なんていうか、少年漫画的な展開で夕陽の浜辺で殴り合いとか、シオン（名前はFBだったけど）も一緒に仲良くしてたりとか、一回仲間割れで半分くらいいなくなった時に丸子が残ってくれたりしたのが印象深かった。このルート、創作物の良いところがいっぱい詰まってると思うの……。

【カリスマ澄野】
　拓海！拓海！
　まあ、ある種ハッピーなのかもしれないけど……自分は下ネタ結構ダメな方なので、このルートそのものは結構きつかったです……。
　薬止めた時に反動でなんか恨まれたりするヤバイ話でもあるのかと思ったけど、まさかの残り香で効果持ちますという展開だった。霧藤も蒼月にやられてまうし……。

【真相解明】
　ダンロンV3と同じでまた記憶植え付けの話なんかーい！ってなってまった。霧藤とカルアのトリック部分はなるほどなーと思ったわけですが。
　やりながら、やたらと本題の話するし、戦闘がどれもスキップ出来ないしプリレンダも多いなあとか思ってたらまさかの001だった。この頃はエンド半分近く集めてたし、絆も5がちょこちょこ出てきたくらいかな？話もかなりがっつり長めだったしね。
　しかしエンドがあんなほぼ全滅しかないなんて……。

【リスタート】
　このエンドをどう捉えるかですよね。正直将来の展望が全く見えないからどうなんだろうな、と思わなくはない。
　でもここで蒼月が人間のこと好きって言ってたのが一番印象深いです。面影も医者になりたいなって、デスゲーム編でも言ってたのを聞いてたので……。

【さよなら蒼月】
　刺さりました。このルートはこのゲームにおいてもかなり重要な立ち位置にあると思います。

【独裁政権】
　カミュンがイヴァーのことを根に持ったりするのかなと戦々恐々としてましたが、全くそんなことのない大人な対応をしていた……。だからこそ余計に人工天体の一部の奴らぶっ飛ばしてーなーとなってました。

【蒼月たくさん】
　多分一番精神抉られたかもしれない。蒼月2人ころころするのはデスゲーム編で良くないよと学んでいたので覚悟はしてたけど、正直それ以上。
　澄野がかなり頑張ってたのにどう見ても勝ちようが無いのが本当に辛かった。正直デスゲや血みどろよりよほど辛かった。救いが何処にもないんだもの。

【イヴァー】
　素のイヴァー可愛すぎませんか。そうですよね、もっと見たかったですよね。しかもかわいい娘までついてくるんですよ。ここで幸せになりたかったです。

【選択】
　移住反対派をどうやったらぶっ飛ばせますか？教えてください。

【まったり】
　まったりって書いてあるし内容はまったりなんだけど、SIREIが全部悪いので全然まったりじゃないです。イヴァっち、蒼ピー、じゃねえのよ。

【連続防衛】
　いつもフル出席は疲れるんで出撃メンバーを制限しよう！じゃあ今日は澄野と誰かと誰かね！次も澄野と誰かと誰かね！その次も澄野とry
　ってなってて澄野が可哀想だったんだが、まさかの誰も突っ込まなくてびっくりしました。澄野も反抗しろ。

【ヴェシネス】
　イヴァールートがある時点であるとは思ってたんですが、まさか川奈の特攻頼むところで発生するとは。（俺もなんで川奈選ばなきゃいけなかったのかわからないけど）川奈ゴメン……って思いながらもヴェシネスと交流してたんですが、最後の最後に川奈がぶっ刺してきたところで因果応報ーーってなってました。

【サイワイの箱】
　丸子と相棒かーまあ良い話だなーって思ってたらあのオチだよ！銀崎はかっこよかったというのに……。

【ワザワイの箱】
　こちらはホラー風味。イヴァーの霊と交流もあり、もう一つの霊は澄野の罪悪感が形になってる、っていう設定が自分は結構好きです。世にも奇妙な物語みたいなエンドもあったけど。
　ギィの女王に寄生された人がギィの雄が寄生したカエルとかを食べる？みたいな？流れが解明された時にﾋｴｯてなりました。カエル食べたいの謎がここで明かされる……。

【SF】
　遠い昔の血みどろ編やデスゲーム編での謎解きもちらほら。紐解かれていく感じが楽しかったですねー。ここ何度か出てくる雫原と澄野の「はぁ～？」っていう台詞が好き。
　ただ、あんま共感できなかったのが、どうして未知の危険を冒してまで救援装置を使わなきゃいけなかったのか。雫原は防衛戦を熟知してたし、他のルートでも何度もヴェシネスを超えたことがある。一日でも早く帰ったとして、役割を果たしていない奴らが人工天体で平穏が得られるのかというと自分はそうは思わない。全員生存が達成できてるんだからよりヴェシネスも余裕で対処できるよね、と思うわけだが……。

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＠キャラクター
　誰が好きなのかと言われるとやっぱり澄野かな……？澄野の立ち絵の猫口とか可愛いよね。

　ダンロンも大体主人公好きになってきてるので、今回もその流れな感じ。強烈な推しってのはいないかも。大体どのキャラも見せ場ってのはあったしね。
　箱としてキャラは好きかな、と思います。

　そういや声優見てびっくらこいたのが、もこちゃんの声優さんが喜久子さんなんですよね……穏やかなお姉さんとか、大人っぽい女性とか、おばあちゃんとか、そういうイメージだったので、こんな声出せるんだ……！？となってました。

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＠システム
　戦闘は苦戦してたのは二周目の序盤くらいまでかな？
　自分はあまりこの一撃でぇええ！→治すよ！の戦法はあまり使っておらず、大体の敵は澄野と丸子と凶鳥の普通の攻撃でなんとかしてました。敵の一番雑魚の奴以外は倒すとAP回復するから、掃討するには火力が正義なんですよねえ。真相解明編で凶鳥が早々にいなくなるのが正直かなりきつかったっす。

　戦闘でも殆ど倒されなかった、はず。殆ど、なので全く倒れてない、ではない。
　少なくともバリアは壊されたことは一度もない。ギリギリのところを大鈴木の回復で潜り抜けた回はあったけど。

　SRPGは最終的にどんなゲームでもパワーで脳死殴りすることになるので、これも例に漏れず、という感じですかね。レベルの概念が無いのでだいぶ薄いとはいえ。ここは特に不満とかはないです。システム上仕方ないので。


　戦闘以外のシステム部分はやっぱりこう、ダンロンを思い出しますね。不便なところがあるのが……。個人的にはエンドリストとチャートを紐付けしてほしい気がしている……。
　後、とても楽しみにしてたんですが完全クリアしたところまで言っても立ち絵は解禁されませんでした。ダンロンはされてたのに！澄野の猫口とか照れ顔いつでも見たいのに！霧藤の前屈み見たいのに！今からでも良いんで追加してください。資料集はいつも通り買いますが、ゲーム中でも見たいんです。

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　そんなわけで強烈な体験を残したハンドラ。
　自分はそれなりに楽しめました。もっかいやるとしたら気に入った周やるか一周目やるだけになるとは思います。流石に全部はカロリー高いから……。
　澄野君のグッズ出たら何か買うかもしれないし買わないかもしれないし。宇宙澄野スチルのアクリルブロック出たら買いそう。

　さて、秋の作品はどうなんでしょうね。巷では組んでる相手方の会社に不安を覚えてる方も多いようですが、はてさて。